2015年12月20日日曜日

Gazio final@つくば

はでなカラーのGazioのぼりも、道路に面したガラスを覆っていた植木も
撤去されて、がらんとそっけないビルになっていた。

ガラス面には風景が反射しているものの、中をのぞくとゼンイチさんが
Liquid Ballパフォーマンスの練習をしているのが見えたり、
荒木さんのドラムの音が聞こえたり。

開場を待つ私たちを気遣って、YOU1さんが、(耳栓、持ってきた?)と
口パクとジェスチャーで伝えてくださった。去り際の「にこっ」がうれしい。

入り口では蚤の市。Gazioの食器類が1個100円で売られていた。

YOU1さんより開会の挨拶

「場所が遠いという声をたくさん耳にしました。
みなさんには申し訳ありませんでしたが、私はGazioまでの通勤路が癒しでした。
こういう職業は向いていないと思っていたのですが、みなさんに優しくしていただきました。
名前と顔は一致しませんが、顔は覚えています。」


SYS Live

私にとってはジオガジオから2度目のSYS。
前回観たときに、あ、好きだと思って音源を捜したけど、ネット上に情報は無かった。
今回はCDが販売されていたので購入しました。

賢者のプロペラ3のイントロ風ピコピコ、東風のイントロ風リフが合わさったような曲は前回も演奏していた。
あと、DENKOUYOKU。耳に残るのよねSYS。
男性(CANさん)が耽美なお顔立ちで見惚れる。

赤坂ゼンイチ Liquid Ballパフォーマンス

P-0、BIIIG EYEに乗せて。
初めて間近でパフォーマンスを見た。
しかも一列目にいた私は、ほとんど真下から見上げるかっこうになった。
真下からでもおもしろかった。
頭では「落ちてきたらどうしよう」と思っていたが、安定感というか浮遊感があって、
まったく怖くなかった。わたしもやってみたい。

マヨンさん Live

映像のピエロによる紹介で、マヨンさん登場。
演奏していた楽器名、「怪奇骨董音楽箱」って言ってたと思う。
ふたをぱかっと空けて、中に手を突っ込んでいたけど、何をしているのかは見えなかった。
ちなみに「怪奇骨董音楽箱」で検索すると、ジェネシスの3rdアルバムの邦題と出てくる。
だから箱に「3」と書いてあったのかな。詳細不明。

四本バンド Live

Gt:四本さん
Ba:こずえさん(Gazioスタッフ)
Dr:荒木さん
Key:中井さん
Gt:PEVO1号
Vo:ふゆさん(SYS)
Vo:YOU1さん
(以上、呼び込み順)
という、もう一生見られないんではないかというすごいメンバーだった。

ふゆさんの声を聞いてから、なぜか、ふゆさんの声で「3/4 (March 4th)」が
脳内再生されるようになってしまった。
カバーしてはいかがでしょう。とこっそり提案してみる。

ほんとはアンコールにYOU1さんが出てきてヴォーカルする作戦だったようだが、
「めんどくさいのでこのままやります。ゆーさんを呼びましょう」という四本さんのトークで
「ゆーいち!ゆーいち!」の掛け声。
「ゆーさんに弟のうたを歌わせたかった」が叶いましたね。
YOU1さんもノリノリで、ステップ踏んでました。
「火をつけるよ」が弟とは違う趣で、深い(笑 このせりふに「深い」もおかしいけど笑)

「ここにいる全員、一人残らずまた集まりましょう」のMCにぐっとくる。

ライブ終わりの会場ではフリマ大盛況。
Gazioギャルズがゼンイチさんに「もうー、自分で言えばいいじゃないですかー」
と言われているので何かと思えば、Liquid Ballも売ると。
平沢さんの楽屋弁当に使われた弁当箱や、荒木さんのドラムセットまで。
もうおもちゃばこみたいな雰囲気で、ごちゃまぜ、にぎやかで、面白かったです。

さいごにYOU1さんにご挨拶できてよかった。
YOU1さんは、赤ちゃんみたいにあったかかった。というか、熱かった(物理)。

ありがとう つくば Cafe Gazio
ありがとう YOU1さん
ありがとう つくばでお会いできたみなさま
ぜんぶ、たからものです。








2015年12月12日土曜日

The Elements of King Crimson Tour in Japan@大阪フェスティバルホール

King Crimsonを知ったのは専門学校のころ。
クリムゾンくらい知っとかないとって、エピタフを聴かされたよな記憶がある。
キョーレツなジャケの印象が強くて、正直、曲自体の印象は薄い。
CDも持っていないのに、チケットもお高いのに、行ったことのない大阪に、
どうして行こうと思ったか。
それはtwitterのTLでダイレクトマーケティングを受けたからです(笑)

平沢さんが影響を受けたロバート・フリップだよ~
12年ぶりの来日公演だよ~
これを逃すと一生観られないかもしれないよ~

…まんまとチケット取りました。


結論からすると、行ってよかった。ほんとうに、よかった。
ダイマに感謝。チケット取った自分、えらい!


いつもライブ前には、一応CDを聴いたり、メンバーやバンド構成を確認しておくのだけど、今回はなんの予備知識もなく参戦した。
曲は、数曲だけ「聞いたことあるな」とわかる程度。
なるべく新鮮な状態で、自分がどんなふうに感じるのかを味わいたかった。

配置はこんな感じ。

【ステージ上段】
メル・コリンズ(Fl、Sax)、トニー・レヴィン(Ba)、ジャッコ・ジャクスジク(Gt、Vo)、ロバート・フリップ(Gt)

【ステージ下段】
パット・マステロット(Dr)、ビル・リーフマン(Dr)、ギャヴィン・ハリソン(Dr)

個人的に、俗に言うシンフォニック・ロックが好きなので、フルートが入るの
よかったなあと思いました。
フルートの旋律で、途中、君が代のフレーズを挟むサービスもしてくれた。

ドラムセット3台は、うわさには聞いていたので驚かなかったけれど、
音の想像はまったくできていなかった。
むしろ、ごちゃごちゃしちゃうんでないの?と思っていたくらい。
ところが、始まってみたらとんでもないかっこよさ。

3台で叩いてるのに、違う手足の動きをしてるのに、3台全部が一体のもの
って感じがした。迫力もすごいけど、とても気持ちよい。
キメのとこで3人が、ぴしっと同じ動きになるところ、超かっこよかった。
ドラム好きなので、3人もいて、誰を見て良いのかわからんかったけど
ギャヴィンさんを主に観察しておりました。

トニーさんの形がぜんぶツボ。背格好とベース弾く姿、お茶目さんなとこ。
フリップさんのギターフレーズは、やはり平沢さんを思い出しました。
しかし私も上手の3階席だったのでほとんどお顔も手元も見ることができなかった。

アンコールが終わったら、思わず立ってしまったよ。
かっこよかった!ありがとう!って伝えたい!みたいな気持ちで、思わず。

曲は(知らないけどネット見てみると)結構アレンジされているようですが
太陽と戦慄とかは買ってみようかと思いました。
ライブを先に観てしまったことが、どう影響するか。

しかし本当に行ってよかった。一生モンだよ。



※「トニーさんが客席の写真を撮ったら、みなさんもステージの写真を撮って良いです!」
ってアナウンスがあったので、撮らせていただきました!

◆セットリスト
 1 Peace - An End
 2 Larks’ Tongues In Aspic Part I
 3 Pictures Of A City
 4 Epitaph
 5 Radical Action (To Unseat the Hold of Monkey Mind)
 6 Meltdown
 7 Radical Action (To Unseat the Hold of Monkey Mind II)
 8 Level Five
 9 Easy Money
10 The Letters
11 The ConstruKction of Light
12 Red
13 Hell Hounds of Krim
14 21st Century Schizoid Man
15 Starless
En1 The Talking Drum
En2 Larks’ Tongues In Aspic Part II
En3 The Court of the Crimson King