2016年9月19日月曜日

Cosmic Zoo Park③(4日目)@nakano F

Gazio最終日は四本淑三さんとYOU1さんのクロージングトーク。
とのことだが、実際はCANさん、下村さんを交えた4人でのトークでした。

「お悩み相談」は全員シャイで、無言になることもあったけれど、
四本さんがいらっしゃるなら安心(笑)
14:00スタート予定だったけど、13:00頃から「本番じゃないですからね!?」
といいながら映画トーク炸裂でした(「愛のむきだし」絶対観ましょう!だって)。


YOU1さんによる立体作品解説

今回、立体作品を新たに30体ほど作った。
望むと望まざるに関わらず見えてしまう、人間の弱みや、隙みたいなものを、
動物に置き換えて表現した。


CANさんによる「Cozmic Zoo Park」サントラの曲解説

YOU1さんからは、70年代のSF映画「地球に落ちてきた男」「ソラリス」などの、
じっとり貼り付くような緊張感を生かしたいとのイメージが告げられた。
ぜひパンフレットと一緒に楽しんでください。

01 KARKARDO(カルカルドゥー)
KARKADOR(カルカドル)のアナグラム。カルカドルへの能動的なアクセス。
イントロから不条理な展開をしたいと思い、エレクトリカルパレードへ。

02 Hukukikan
複数の奇怪な景観。動物のにぎやかさをマーチ風に表現。

03 Amanagi no Shushuku
天凪ぎの収縮。
奈良の国立博物館で知った鈴、を手に入れたので使いたかった。
「天凪ぎ」は、夜のZoo Parkの、しんとしたイメージ。
「収縮」は、夜が縮んで、明けてくるようなイメージ。

04 O.R.C.- mode sleep
5曲目をリバースしたもの。YOU1さんの一番のお気に入り。

05 Syn-C.R.O.(シンクロ)
(聞き漏らしました…orz)


SYSの今後の活動について

イタリアのVidra(ヴィドラ)というユニットがヒラサワさんのトリビュートCDを出すとのこと。
「アヴァター・アローン」のカバーと「Mormyridae」の2曲入りで、SYSも参加しているそうです。
※Mormyridaeは、モルミュルス科(電気魚)の学名



イベント終了後、キャストのみなさんがテーブル席でお酒を飲みだして、語っていて、
お客さんもそれぞれの時間を楽しんでいて、とてもつくばgazioぽい雰囲気でした。
また、いつの日にか、会いたいです。

ありがとうございました!またね。




2016年9月18日日曜日

Cosmic Zoo Park②(3日目2部)@nakano F

1日くらいは夜Gazioを過ごしたいという思いから、この日は2部を選択。
夜Gazioの良さは、その雰囲気をまとったまま寝床につけるところです。

3日目のCZPは、SYS(CANさんソロ)のライブと、お悩み相談。
CANさんはいつ見ても美しい。
竹宮惠子さんとか、萩尾望都さんとかの漫画に出てくる美少年のイメージ。

今回のライブでは、サイコロを振って、出た目で演る曲を決めるとのこと。
北大東島に行くFuyuさんとTELをつなぎ、会場とFuyuさんが同時にサイコロを振る。
セットリストと曲の感想は以下のとおり。

1.cLip Rouge
「一番やりたいが、出だしとしてはふさわしくない曲」とのこと。
たしかに1曲目としては静かでしたが、ひとつひとつの音を大事に選んでいるようで、好きです。

2. decode
わたしの初めてのSYSのCD「demodisk」の1曲目ということもあり、思い出深い曲。
本当はFuyuさんのヴォーカルだけど、CANさんが「ファルセットで歌います」と。
スタンドマイクに向かって歌い、今度はマイクをきゅっと上に向けて演奏に集中。
歌って演奏して、1人SYSは大変!と思ってしまった。

3. ReNNegentropy Hard Romance
demodiskにしか入っていない曲。これもCANさんのヴォーカルで(今度は地声)。
最後にシンセぎゅいんぎゅいんして、いつもはFuyuさんが「いつまでやってんねん」
(とは言わないけど)と、ハリセンでばぁん!して終わるのだけど今回は短め。
「ハリセンで叩く人がいないので自分でやめてみました」笑

4. LeXpresso
expressoのリミックス、とのこと。ザ・SYSって感じのすてきな曲でした。
Gazioで聴いた曲だと思う、音源持ってなくて、残念。

5. DENSHIYOKU
女性ヴォーカル用に作った曲だそうで、
「ああ、やりたくない曲が出ました…ハァ…歌詞間違えますから…よろしくお願いします…」
と何度もため息、弱気なCANさん。男性ヴォーカルも良かったけどなあ。
Fuyuさんは力強いけど、CANさんは繊細で、シンセの機械的な音によく合うと思う。

6. Click Crack
SYSになってから最初のCDの1曲目とのことで、変拍子、ボコーダー、ピコピコ、キャッチー。
さすが1曲目というだけあって、一番SYSを表してるというか、SYSが全部つまってる曲。
これいま一番好きです。

EN. AsiD
歌詞が英語の一文しかないので、一緒に歌ってください、と言われたけど無理だったー。
it is pretended word、とかなんとか。これも音源持ってない。ほしい。
「長い曲なんで(時間が押してるから)大急ぎでやります」とおっしゃってたが、
アンコールにふさわしい曲だったんじゃーないかと思います。

今度はいつ観られるかな。沖縄行けばいいのかな←


◆お悩み相談
左から、鴇田 慶太郎 如正(ときたけいたろうゆきまさ)さん、YOU1さん、赤坂ゼンイチさん。
はい、Studio Gazio Streamでお馴染みのアレです。
こちらはStudio Gazio Streamで放送する予定があるようなので、それまで黙っておきます。
放送後、追記するかも。







2016年9月17日土曜日

ネステル@高円寺high

gazioから、ネステルへ移動。

客入れBGMも楽しみの一つですよね。
今回、入場して耳に飛び込んできたのは

「動け・・・動け・・・と、ただ念じるのデェス・・・」

ユリ・ゲラーだ笑
(かつて赤坂康彦のミリオンナイツで話題になったので知っている)
客席から「洗脳するつもりかな」という声が聞こえた。うん、たぶんそうだ。


◆NESS

NESSライブを見るのは初めてだったが、むっちゃくっちゃかっこよかった。
まず出囃子がスカイセンサーのリミックス。もりもり期待をあおられる。
(たまに入る天城越えが不思議感覚)

1・2曲目で心をわしづかみにされてしまったわたし。
バンドっていいねえ~~~!!ことに、ドラムがすき。
そういえばドラムがいるライブって久々だな。Gazioファイナルの荒木さん以来だ。
テルヲさんも福間さんも平沢さんも基本一人だしな・・・バンドでやんないかな(希望)


自動的に体が動く。好き勝手やるところ、びしっと決まるところ、全部心地いい。
わたしの中のかっこよさの定義を説明できなくて残念だがとにかくかっこいい。

・・・のにね、三浦社長のMCでほにゃほにゃです。
「こんばんは、中野テルヲです。」←
「テルヲです・・・スカイセンサーが、上手く動かんとです・・・・・・テルヲです・・・テルヲです・・・」

その流れでドラムの人のこと「ハルヲです、ハルヲって呼んでください」と言ってて、
失礼ながらNESSのメンバーを良く知らないわたしは「ハルヲさん」で覚えてしまった。
すんごい好きなドラムだったの。
正しくは河塚篤史さん。記憶を上書きしました。

あと後ろにテルヲさんの機材ラックがあって、黒い布がかけられていたのだけど、
振動で落ちてきちゃって。
内田さんが毎回律儀に直していらっしゃいました。


ぜんぶ聴いた中でも1・2曲目が好きだったのだけど、新曲でCD化されていないとのこと。
出囃子とともに、CDにしてほしい~。
「5枚目くらいのアルバムに入っています、たぶん」とのことなので、5枚目を待ちましょう。


音とか、演奏することとか、セッションすることとかを、ほんとうに楽しんでいる感じがして
純粋に、音楽を楽しめる音楽だなあと思いました。良いライブでした。



◆テルヲさん

テルヲさんの出囃子は、「IDは異邦人」のリミックス! これもかっこいい。
全体的に、いつもより静か目な印象でしたが、最近のライブ(しか知らないけど)では、
あまりやっていない曲をやってくれたように思いました。
ワンマンでないので、映像とダミーヘッドはお休みでした。

1曲目Amp-Amplified、このライブで大好きになった。
スカイセンサーを使って、動く動くテルヲさん。
三界の人体地図みたいにピョンピョンはしないけども、脚は常に動いてる。
ピ!ってとこで沈むようにリズムを取るところ好き。


そしてMCも面白いテルヲさん。
今回もNESSのMCを受けて「こんばんは、NESSです」から入ってました。
それを無表情でやるから面白い。

「これは、、なんですかフェイスタオルですか…いい…色ですね」
毎回自分のグッズを「なんですか」と会場に訊くのも恒例に。


あとはCall Up Here生で聴けたの嬉しかったなあ。
「Call Up Here!」を会場に要求するテルヲさん。
アーティスト写真だけ見ると、喋らなそうで動かなそうで無表情なイメージだったけど
けっこう動くし煽るし。そのギャップが良いのよね。

Let's Go Skysensorでは、客釣りが恒例になっちゃいましたね~。
そうそう、途中でスカイセンサーが落下してしまって、音も止まって、、
しかし曲の途中から、何事もなかったように再生し、歌うテルヲさん。
心中穏やかでなかったと思うけど…もしかして客席のほうがどきどきしていたかも。

けっこうな落下音だったので心配していたけど、後の公式ついったで、「無事でした」と
報告がありました。ほんとに良かった。



◆セットリスト(公式ついった@PILOTRUNより)

1. Amp-Amplified
2. Pilot Run #3
3. 構築子
4. o’clock
5. Leonid
6. Raindrops Keep Fallin' On My Desktop
7. 今夜はブギー・バック
8. IDは異邦人
9. Sonzai
10. デッドエンド羅針
11. ディープ・アーキテクチャ
12. Yesは答えをいそがないで
13. Call Up Here

EN1. Let's Go Skysensor
EN2. グライダー





Cosmic Zoo Park①(2日目1部)@nakano F

土日祝休み+新潟住まいの私は平日のGazioには行けないので、
この機会を逃す手はないっと意気込んでチケットを取った私。

2月に行ったクワランカ・カフェGazioよりも、つくばGazioに雰囲気が似ていたよ。
カウンターがあったのと、つくばGazioのスタッフのお姉さんたちがいたのが大きいと思う。

会場に到着するとマヨンⅢ世がお出迎え。

YOU1さんの立体作品のほか、切り絵、豆本、レース編み等の作品も展示されていて、
どれも繊細かつユニーク。素晴らしかったです!


◆Pevo1号×赤坂ゼンイチLive(13:30~)

「30:00:00」(30分)と表示されたモニター前に向き合う2人。
曲が始まると、モニターの数字がカウントダウンされてゆく。

見た目には、2人向かい合ってスマホを操作しているだけに見えるのだが、きっと音色を変更したり、あらかじめ設定されていたフレーズを再生したりしていたのでしょう(でもだまってゲームしているようにしか見えない)。
残り10分のあたりで、1号さんがTALBOに持ち替えて演奏していました。

一定のリズムのなかに、変化する音色、メロディー。ディジュリドゥーだっけ、あの音も入っていたと思う。公開大作戦の感じ、かな。
曲が終わって、なにか発するのかと思いきや、無言でお辞儀してそのままはけてしまったのでした。何にも無しかい。


休憩中・・・
次の横川先生セッティングに転換するため、向かい合って作業中の横川先生と1号さん。
お二人のシルエットが似ていて、フォロアーさんが「まるでルビンの壺」と言っていた笑


横川先生が音出しを始めたら、客席がシーンと見入っちゃって、それに気づいた横川せんせ
「(きょろきょろ)・・・まだです」だって。しょうがないじゃない気になるんだもの。


◆横川理彦Live(14:30~)

15:00開始予定のはずが手違いで14:30から始まり、準備が念入りだな・・・と思っていたら1曲目だったという。なので残念なことに、1曲目はあまり聴いていませんでした。
ダブというのか、その場で録音してループ再生、また新しい音を重ねてゆくようなスタイル。

2曲目で聞き取れた歌詞は「最終電車に」「明日のとっても明るい未来の」「ディグマは流され」。
メロディーは、不穏で美しくて、切ないというイメージを持った。でも不穏。組曲みたい。
バグパイプのようなバイオリン。

3曲目の歌詞は「ピンクのスパに招かれて 甘い香りに沈み込み 永久の時間が回りだす」。
ピッチを上げたり下げたりしながら、わらべうたのようなメロディーで歌ううた、間に入るバイオリン。
途中、下を向いて「ぷ」と吹き出したように見えたのが2回あった。
なんか自分で可笑しくなっちゃったんだろうか。
※歌詞はきちんと聞き取れていないかもしれません。

MCでは、
「ゆーさんは、会ったときから声が小さいですね」「MCは80%嘘です」
「ゆーさんに“思いっきりやってください”と言われたのでこうゆう結果になってしまいました」
とおっしゃっていました。

横川先生の曲、ものすごくかっこいいんだよね。
個人的に、特に2曲目の音源ほしいなあと思いました(全部CD化してくれたらもっと嬉しい)。


◆きょうのごはん

【PEVOカレー】
ココナッツミルクが効いていてスパイシー、好みの味!

【退き(しりぞき)ブラン】
「百足らず様が通る」の「足らず講釈」が元ネタの、ノンアルコールカクテル。
コーヒーとジンジャーエールを混ぜたような不思議なお味。
手元が見えず何を混ぜているかは不明・・・、YOU1さんがかもかもしてくれます。あわあわ。


◆お絵かきレポート(クリックすると大きくなります)



◆おまけ

・YOU1さんに名前を覚えていただいていて、びっくりしました。どうして、と問うたら
 「当たり前じゃないですか」だって。ぜんぜん当たり前じゃない!どうして!
 初めて名前を呼んでいただいて爆発しそうでしたよ。
・PEVOワンマンチケットは無事手に入れたぜ!(予定より多くGazioに回してると思われ)
・メカノに行ったらGazio組だらけ。「みなさんGazio帰りですか?」とメカノてんちょ。ばればれ。


ネステルに続くっ





2016年9月3日土曜日

ハリウッドでシェイクスピアを@本多劇場

加藤健一事務所さんのお芝居は、初めて観たけど、とにかく楽しい!のひとこと。
ずっと笑っていました。

お話は、シェイクスピアの「夏の夜の夢」に出てくる妖精オーベロンとパックが
魔法の森へ帰るところを、呪文を間違えて別の場所に降り立ってしまう。
そこは、映画「真夏の夜の夢」を撮影しようとしているハリウッドだった。
という、お話のなかにお話が組み込まれちゃったような設定。
(言葉で説明しようとするとわけわかんないね^^;)

加藤健一さん演ずるオーベロンが、とてもプリティー。
マントをふぁっと体にまとうと、人から見えなくなるとゆう設定なんだけど、
見えない間の、手綱を持ち馬にのるようなしぐさが面白かったなあ。
いつもくすくす、笑い声が聞こえていました。

植本さんは、さすが女形さんですねー。
あとお芝居なのかアドリブなのか、ツッコミ入れるのお上手だよな、ていつも思う。
(花組や四獣のとき、よく長兄を突っ込んでるイメージ笑)

泣かせるのは簡単、笑わせるのはむつかしいという。
それを、つるりとやって(るように見せて)、とても気持ちがよかったです。


もともと花組芝居をすきになって、外部出演も観に行くようになって、
いろいろなお芝居を知ることができた。
花組芝居をおしえてくれた会社の先輩に、感謝。
(んで、こうして役者さんをすきになっていって、その人が出る公演を観に行って、
新しい役者さんを見つけて、その人の公演に行って・・・てなるわけね・・・
お金もたないよ・・・苦笑)

今回、そのひとは観に行けなかったので感想を伝えたら、
「加藤健一事務所はいつもそんな雰囲気だよー」と言われた。
次回は一緒に行きたいなーと思いました。


◆出演
加藤健一、植本潤(花組芝居)、小宮孝泰、粟野史浩(文学座)、丸山厚人、
奥村洋治(ワンツーワークス)、土屋良太、永岡卓也、加藤忍、日下由美、
瀬戸早妃、新谷真弓(ナイロン100℃)





サンドウィッチmorris(モリス)@つくば

Gazio跡地がサンドウィッチ屋さんになったと聞いて。

実は7/24(日)に一度お邪魔したのだけど、定休日だったんである(調べてから行け)。
定休日は! 日・月! だよ!!

グラビトンが置いてあったあたりから、店内をのぞむ。
シンプルおしゃれな内装、味のある床がすてき。
左の棚は、Gazioでは壁に隠れていた部分。
ちなみにショーケースはGazioのカウンターがあった場所にある。

サンドウィッチは、美味しくて、ボリュームもあり大満足。
ハンバーガーと同じくらいのボリューム感。
どれもおいしそうで目移りしたけど、おススメのローストビーフにした。肉!

廊下がどうなったかも見てみたくなって、トイレに行くふりをして撮影。

最後に、つくばの、あの道。何度通っただろう。

ちょっくらちょいと来れる距離ではないけど、また行きたいな。