2015年12月20日日曜日

Gazio final@つくば

はでなカラーのGazioのぼりも、道路に面したガラスを覆っていた植木も
撤去されて、がらんとそっけないビルになっていた。

ガラス面には風景が反射しているものの、中をのぞくとゼンイチさんが
Liquid Ballパフォーマンスの練習をしているのが見えたり、
荒木さんのドラムの音が聞こえたり。

開場を待つ私たちを気遣って、YOU1さんが、(耳栓、持ってきた?)と
口パクとジェスチャーで伝えてくださった。去り際の「にこっ」がうれしい。

入り口では蚤の市。Gazioの食器類が1個100円で売られていた。

YOU1さんより開会の挨拶

「場所が遠いという声をたくさん耳にしました。
みなさんには申し訳ありませんでしたが、私はGazioまでの通勤路が癒しでした。
こういう職業は向いていないと思っていたのですが、みなさんに優しくしていただきました。
名前と顔は一致しませんが、顔は覚えています。」


SYS Live

私にとってはジオガジオから2度目のSYS。
前回観たときに、あ、好きだと思って音源を捜したけど、ネット上に情報は無かった。
今回はCDが販売されていたので購入しました。

賢者のプロペラ3のイントロ風ピコピコ、東風のイントロ風リフが合わさったような曲は前回も演奏していた。
あと、DENKOUYOKU。耳に残るのよねSYS。
男性(CANさん)が耽美なお顔立ちで見惚れる。

赤坂ゼンイチ Liquid Ballパフォーマンス

P-0、BIIIG EYEに乗せて。
初めて間近でパフォーマンスを見た。
しかも一列目にいた私は、ほとんど真下から見上げるかっこうになった。
真下からでもおもしろかった。
頭では「落ちてきたらどうしよう」と思っていたが、安定感というか浮遊感があって、
まったく怖くなかった。わたしもやってみたい。

マヨンさん Live

映像のピエロによる紹介で、マヨンさん登場。
演奏していた楽器名、「怪奇骨董音楽箱」って言ってたと思う。
ふたをぱかっと空けて、中に手を突っ込んでいたけど、何をしているのかは見えなかった。
ちなみに「怪奇骨董音楽箱」で検索すると、ジェネシスの3rdアルバムの邦題と出てくる。
だから箱に「3」と書いてあったのかな。詳細不明。

四本バンド Live

Gt:四本さん
Ba:こずえさん(Gazioスタッフ)
Dr:荒木さん
Key:中井さん
Gt:PEVO1号
Vo:ふゆさん(SYS)
Vo:YOU1さん
(以上、呼び込み順)
という、もう一生見られないんではないかというすごいメンバーだった。

ふゆさんの声を聞いてから、なぜか、ふゆさんの声で「3/4 (March 4th)」が
脳内再生されるようになってしまった。
カバーしてはいかがでしょう。とこっそり提案してみる。

ほんとはアンコールにYOU1さんが出てきてヴォーカルする作戦だったようだが、
「めんどくさいのでこのままやります。ゆーさんを呼びましょう」という四本さんのトークで
「ゆーいち!ゆーいち!」の掛け声。
「ゆーさんに弟のうたを歌わせたかった」が叶いましたね。
YOU1さんもノリノリで、ステップ踏んでました。
「火をつけるよ」が弟とは違う趣で、深い(笑 このせりふに「深い」もおかしいけど笑)

「ここにいる全員、一人残らずまた集まりましょう」のMCにぐっとくる。

ライブ終わりの会場ではフリマ大盛況。
Gazioギャルズがゼンイチさんに「もうー、自分で言えばいいじゃないですかー」
と言われているので何かと思えば、Liquid Ballも売ると。
平沢さんの楽屋弁当に使われた弁当箱や、荒木さんのドラムセットまで。
もうおもちゃばこみたいな雰囲気で、ごちゃまぜ、にぎやかで、面白かったです。

さいごにYOU1さんにご挨拶できてよかった。
YOU1さんは、赤ちゃんみたいにあったかかった。というか、熱かった(物理)。

ありがとう つくば Cafe Gazio
ありがとう YOU1さん
ありがとう つくばでお会いできたみなさま
ぜんぶ、たからものです。








2015年12月12日土曜日

The Elements of King Crimson Tour in Japan@大阪フェスティバルホール

King Crimsonを知ったのは専門学校のころ。
クリムゾンくらい知っとかないとって、エピタフを聴かされたよな記憶がある。
キョーレツなジャケの印象が強くて、正直、曲自体の印象は薄い。
CDも持っていないのに、チケットもお高いのに、行ったことのない大阪に、
どうして行こうと思ったか。
それはtwitterのTLでダイレクトマーケティングを受けたからです(笑)

平沢さんが影響を受けたロバート・フリップだよ~
12年ぶりの来日公演だよ~
これを逃すと一生観られないかもしれないよ~

…まんまとチケット取りました。


結論からすると、行ってよかった。ほんとうに、よかった。
ダイマに感謝。チケット取った自分、えらい!


いつもライブ前には、一応CDを聴いたり、メンバーやバンド構成を確認しておくのだけど、今回はなんの予備知識もなく参戦した。
曲は、数曲だけ「聞いたことあるな」とわかる程度。
なるべく新鮮な状態で、自分がどんなふうに感じるのかを味わいたかった。

配置はこんな感じ。

【ステージ上段】
メル・コリンズ(Fl、Sax)、トニー・レヴィン(Ba)、ジャッコ・ジャクスジク(Gt、Vo)、ロバート・フリップ(Gt)

【ステージ下段】
パット・マステロット(Dr)、ビル・リーフマン(Dr)、ギャヴィン・ハリソン(Dr)

個人的に、俗に言うシンフォニック・ロックが好きなので、フルートが入るの
よかったなあと思いました。
フルートの旋律で、途中、君が代のフレーズを挟むサービスもしてくれた。

ドラムセット3台は、うわさには聞いていたので驚かなかったけれど、
音の想像はまったくできていなかった。
むしろ、ごちゃごちゃしちゃうんでないの?と思っていたくらい。
ところが、始まってみたらとんでもないかっこよさ。

3台で叩いてるのに、違う手足の動きをしてるのに、3台全部が一体のもの
って感じがした。迫力もすごいけど、とても気持ちよい。
キメのとこで3人が、ぴしっと同じ動きになるところ、超かっこよかった。
ドラム好きなので、3人もいて、誰を見て良いのかわからんかったけど
ギャヴィンさんを主に観察しておりました。

トニーさんの形がぜんぶツボ。背格好とベース弾く姿、お茶目さんなとこ。
フリップさんのギターフレーズは、やはり平沢さんを思い出しました。
しかし私も上手の3階席だったのでほとんどお顔も手元も見ることができなかった。

アンコールが終わったら、思わず立ってしまったよ。
かっこよかった!ありがとう!って伝えたい!みたいな気持ちで、思わず。

曲は(知らないけどネット見てみると)結構アレンジされているようですが
太陽と戦慄とかは買ってみようかと思いました。
ライブを先に観てしまったことが、どう影響するか。

しかし本当に行ってよかった。一生モンだよ。



※「トニーさんが客席の写真を撮ったら、みなさんもステージの写真を撮って良いです!」
ってアナウンスがあったので、撮らせていただきました!

◆セットリスト
 1 Peace - An End
 2 Larks’ Tongues In Aspic Part I
 3 Pictures Of A City
 4 Epitaph
 5 Radical Action (To Unseat the Hold of Monkey Mind)
 6 Meltdown
 7 Radical Action (To Unseat the Hold of Monkey Mind II)
 8 Level Five
 9 Easy Money
10 The Letters
11 The ConstruKction of Light
12 Red
13 Hell Hounds of Krim
14 21st Century Schizoid Man
15 Starless
En1 The Talking Drum
En2 Larks’ Tongues In Aspic Part II
En3 The Court of the Crimson King





2015年11月29日日曜日

WORLD CELL 2015 3日目@東京ドームシティホール

WORLD CELL 2015 3日目@東京ドームシティホール

◆セットリスト
 1 舵をとれ
 2 アヴァター・アローン
 3 アディオス
 4 回路OFF 回路ON
 5 MURAMASA
 6 異種を誇る「時」
 7 Wi-SiWi
 8 aurora3
 9 火事場のサリー
10 クオリア塔(HG-G virsion)
11 ホログラムを登る男
12 鉄切り歌(鉄山を登る男)
13 World Cell




◆覚書

今日の目的は、思う存分、全体を楽しむこと
(1・2日目は平沢さんのことを観察するあまり、映像や照明など全体像を見ることができていなかったから)
あと、鉄切り歌の「だんだん切れ」を歌うこと
(それと、できれば別ルートをたどりたい。あわよくばGOOD ENDを見たい。)

twitter上では各々の考察が呟かれていたが、「GOOD ENDのためには衝突コードだけは避けるべし」は共通していた。
1・2回目はどちらもはっきりくっきり青・青。しかし3回目は、微妙。
最終的には青で、衝突コードは避けられた。
様子を伺いながら「青が優勢・・・?」と思われたとき、青に乗り換えた人も多かったんじゃないだろか。

無事、コード・シューターによる橋もすべて完成し、衝突コードもなく進んだのだが
ワールドセルは回らなかった。
このときはホントにショックで、せっかく平沢さんのライブなのに心は「ずーん」。

でもな、落ち込んでてもしようがないから、鉄切り歌では、気持ち切り替えて「だんだん切れ」した。

レーザーハープの後ろで歌っていた平沢さん、途中からおもむろに前に出てきてくだすった。
両手は腰(笑) Youtubeの夢見る機械と一瞬かぶったわよね。
まあそれだけでもうれしいんだけど、すこし首を傾けて、耳を客席にむけるようなしぐさ。

たぶん「歌っちゃいけないかな、歌ってもいいのかな」って思ってた人もいたと思うの。
でも、「いいんだよ」ってドアを開けてくれた気がして、もうぼろぼろに泣いてしまった。
だから、後半の「だんだん切れ」はぜんぜん声になってませんでした。すみません。

(んー、リアルヒラサワとしては「いいんだよ」より「歌いなさい(無表情)」のほうが似合いますね)

会場全体が「だんだん切れだんだん切れ」のさなか、両耳のイヤモニを外し会場全体をあおぐ平沢さん。
もうだめだ。号泣、嗚咽、号泣、歌唱、嗚咽、歌唱、号泣。
私:「だっ…きれだっんっひっく…きれ…うぅ、ぐしっ」
一瞬にして晴れたどころか、一生の思い出になってしまった。悪い男だ。

◆MC(超うろ覚え)
さて私はどのヒラサワでしょう。
えー、あれだけヒントを出したのに、ワールドセルは回りませんでした。
しかし、先ほど、アヴァターにワールドセルを回すコツを聞いてきました。

-----------------------------------------
ということで、アンコールばりではありますが、world cellが演奏されました。
大和久さん救済の技法!稼働するワールドセルはたいそううつくしかった。
そして黒翼のアヴァター、ぷ、も大スクリーンで見ることができました。
(アヴァアーが口に手を当てるしぐさ、投げキッス?と囁かれていたやつ)
このときの私、またしても号泣。涙で見えないよ(だめなやつ
1・2日目にはなかったミラーボールが回ってね、ほんとうに包み込まれたみたいだった。
(1日目に「ミラーボール吊るせばいいのに」って呟いていた私は、「うぇ?まじできた!」とにやにやしてたのもありましたけどね)

かくしてインタラは終了した。

ライブ終了後、アンコールがすごかった。
MCの前にアンコールしてるから、2度目のアンコールだったが、客電がつこうが、誰も帰ろうとしないの。10分くらい拍手が鳴りやまなかった。

しかし「本日の公演は終了いたしました」のアナウンスにすぐさま席を立つ人々。
平沢さんの性質をよくわかってるとゆうかなんとゆうか。
もしかして影アナは平沢さんが、という淡い期待はかなわず、そそくさと席を立ったのであった。

初めてのインタラ、これにて終了。
あまりストーリーが理解できていない私でも、存分に楽しむことができた。
もっと立ったり座ったりするのかと思いきや、ずっと座ったままでした。
「ライブ」の感覚で行くと、違うと思うんだけど、あれだけ参加型で、バックには宅オもいるが、安心していられないライブは初めて経験した。
(だって好きな人のライブ中にあんなに落ち込むことってないでしょうよ)

あれは行くべしです。
文句なくお勧めします。ストーリーわかんなくてもOK、
誰にでも伝えたくなる、誘いたくなるインタラでありました。

はー、胸いっぱい。



2015年11月28日土曜日

WORLD CELL 2015 2日目@東京ドームシティホール

WORLD CELL 2015 2日目@東京ドームシティホール

◆セットリスト
 1 舵をとれ
 2 アヴァター・アローン
 3 アディオス
 4 回路OFF 回路ON
 5 MURAMASA
 6 異種を誇る「時」
 7 Wi-SiWi
 8 aurora3
 9 火事場のサリー
10 橋大工
11 クオリア塔(HG-G virsion)
12 ホログラムを登る男
13 鉄切り歌(鉄山を登る男)



◆覚書
0 前説 んぐいす嬢によるコード・ガンの射撃訓訓練
ライブやるのは平沢さんなのに、あちこちで「げほん」「うぅん」と咳払いが聞こえるのが可笑しかった。

1 舵をとれ
ギターのリフがベルセルクみたいなアレンジ。
オリジナル聴くとWCバージョンが飛んでいっちゃいそうでしばらくCD聴けない。

2 アヴァター・アローン
「ってんっとーっすーる」のとこ、ポップノイズが激しい。一日目より、マイクが口に近かった?

3 アディオス
照明に感動した一曲。罵詈喝采と清廉の雨、のとこ。
清廉の雨は、細い細いきらきらした雨が降り注いでいるようなライティング。
会場にただようスモークの匂いは結構すき。

分岐①:コード・シューター(宅オ)は右に橋を架けた。
分岐②:会場のアクオド・コードは青。
どちらも1日目の逆。

4 回路OFF 回路ON
ピエロ現る。1日目のトラブルで一瞬出た映像でしたな。声は平沢さんだそうだ。
「アハハハーハー!」てのはGazioの「神々の祭典」の声と同じだったもんな。
声の演技力は相当すごい、声優もできるよきっと。

5 MURAMASA
1日目、Ustで「光る棒」だと思っていたのが、ちゃんと日本刀だったことに驚きを隠せず。
レーザーハープを日本刀の刃先で奏でる。写真だけ観たらきっと音楽を奏でているなんて思わないだろう。

6 異種を誇る「時」
やっぱり「いーーーしゅーをー」の高い声がくるしい。しかし2番ではうつくしい声。

分岐③:コード・シューターによって橋は架けられた。
分岐④:会場のアクオド・コードは衝突。どこかの橋が破損。
Pevo1号さんの持つ選択マシーンによって青が選択された。

7 Wi-SiWi

8 aurora3
この曲をやってくれるとは…。安定の歌唱。

9 火事場のサリー
昨日は下手側に立って弾いていたのが、中央平台の階段に座って演奏。
立っているほうが「ヒラサワらしい」けど、座っているほうがインタラの
ストーリーの流れではしっくりきた。
今日の「はっ!」は下手、上手、真ん中。サービス精神旺盛。
3回目の「はっ!」は、後頭部の耳元で聴こえた気がして振り返ってしまった。ぞわっとした。

ここで、橋の真ん中が衝突コードによって破損したとの展開。
「橋大工の精霊を呼ぼう」というナレーションからの次の曲。
はいヒラサワは精霊でもあります。正解。

10 橋大工
まさか聴けると思っていなかったから、涙出てしまった。
ワーセルの時点で「橋大工は演るだろ」と思ってはいたけど、1日目にやらなかったので
あきらめモードだったから。その上、破損した橋の救済というシチュエーションもあいまって
イントロでもう涙腺ゆるみまくり。

11 クオリア塔(HG-G virsion)
スタンドギターとレーザーハープでの演奏だった。
途中でギターのほうへ進み、手を掛けて…弾かない。弾かずにレーザーハープに戻る。
という箇所があり。まちがいたかな?
あと、この曲のギターえろいと思った。

12 ホログラムを登る男
間奏のレーザーハープを奏でる姿が指揮者のようでかっこいい。
1号さんはレーザーハープ猫パンチ奏法でかわいい。

ここでBAD END確定、ワールドセルは動かない。
アヴァターは別のタイムラインに生きて、そこではワールドセルが動いているとのこと。
えっと、映像の演技が、ね、お察し。でした。
声の出演や、歌の人格の違いを表すのはとってもお上手なのに、ね。
…でもま、それがいいところよね、ね。

13 鉄切り歌(鉄山を登る男)
イントロの「ダアアア ダアアア ダアアア ビオラアア」みたいなとこ、レーザーハープを弾くしぐさがとてもかっこよかった。
「だんだん切れ」は会場全体が歌うのかと思っていたが、歌う人(口が動いてる人)2~3割。
平沢さんの口元は、「だんだん切れ」では閉じていたから、歌ってほしい意図はあったと思うのだけど。ちょっと残念だった。様子見の感じ。

曲が終わると「ありがと」と右手を挙げて、平沢さんは去っていった。
この「ありがと」もとてもすき。

MC(うろ覚え)
本日も危うく成功ルートになるところでした。
そう毎日毎日回ると大変です。スタッフ一同安心しております。
今日も惜しかった。最終日にはきれいな成功ルートをたどってください。
自分でドキッとするヒントを言ってしまいました。

アンコールはやりません。「えー」
あまり甘やかすとオマエタチがつけあがると思って。

(Pevo1号の紹介)自前の刀で頑張ってくれました。

本日はありがとうございました。
会場に来る人もそうでない人も、またあした。

------------------------------------------------------------------

会場を出ようとしていたとき、ちょうど関係者の団体が、関係者出口から出るところを目撃した。
伊藤さん、吉祥寺さん、YOU1さん、メカノ店長、ほか数名。ラッキー。

外に出たらドリカムの声が聞こえた。
実は好きだったんだけどね、平沢さんの余韻を少しでもとどめていたくて早々に会場を去った。


◆ライブ前
Gazioで楽屋弁当を食べた。
お吸い物はゆず風味。寒かったのでじんわりしみる。
マリネがクミンシードかな、独特の香りでめっちゃすき。ベジハンバーグは、肉感があった。
平沢さんは「肉の食感もだめだ」と言っていたと思うが、すききらいせず食べられたのかしら。



2015年11月27日金曜日

WORLD CELL 2015 1日目(Ust)

WORLD CELL 2015 1日目(Ust)

◆セットリスト
 1 舵をとれ
 2 アヴァター・アローン
 3 アディオス
 4 異種を誇る「時」
 5 回路OFF 回路ON
 6 MURAMASA
 7 Wi-SiWi
 8 幽霊船
 9 火事場のサリー
10 クオリア塔(LG-G virsion)
11 ホログラムを登る男
12 World Cell
13 鉄切り歌(鉄山を登る男)


◆覚書
0 前説 んぐいす嬢によるコード・ガンの射撃訓練

オープニング
スクリーンに過去向く士が映し出され語る。が、メンドクサイからと要約。

1 舵をとれ
出囃子からの舵をとれ。まさかこの曲が一曲目と思わないのでびっくり・感動。
ゲストはPEVO1号。(ストーリーからすればわかるけれど、前回とは違うゲストが来るんじゃないかと思っていた当てが外れた。)
一発目からデストロイ。蹴り蹴りっとして転んだのは本当に転んだのか、演出(サービス)か、気になるところ。おしりは4つに割れなかっただろうか。
明日も観られるかなあ、同じことはやらないかなあ。

2 アヴァター・アローン
レーザーハープ。間奏が何小節か長く、その間にお水をごくん。のど休めのために伸ばしたか。

3 アディオス
レーザーハープ+スタンドギター。
「ヒト化の本義」や、(空 空 高潔の)「あー」の声が苦しそうだった。

分岐①:コード・シューター(宅オ)は左に橋を架けた。
分岐②:会場のアクオド・コードは赤。

4 異種を誇る「時」
レーザーハープ+スタンドギター。やっぱり「いーーーしゅーをー」の高い声が出しづらそう。
2番ではキレイに出ていた。さすが。

5 回路OFF 回路ON
レーザーハープ+スタンドギター。イントロ部分の猫パンチ奏法にぐっと来た。
tw(hz)で仰っていたシンコペ(食い気味)唱法はこれだったのね。
「ひーばーなーをー」→「ひーばなーを」と歌っていた。

6 MURAMASA
1号さんが刀(なのか?)を振る。
最初の電子音のところはレーザーハープを刀で弾いたように見えた。
レーザーハープ+スタンドギター。

分岐③:コード・シューターによって橋は架けられた。
分岐④:会場のアクオド・コードは青。

次のストーリーが流れはじめた。
「この世界にも飽き飽きだ!」…ぷつっと途切れる。会場「???」
その後、別の映像が流れたと思ったらまたぷつっ。会場からは「がんばれー!」コール。
インタラにはつきもの。3度ほど間違えてやっと正しい映像が流れた。
その間平沢さんは無言。無表情だったかどうかは知らない。

7 Wi-SiWi
スタンドギター。歌い方が一番ライブっぽいと思った。平沢さんのヨタ者声好き。

8 幽霊船
ドラムの入ったアレンジがめちゃくちゃかっこいい!これは燃えた。
欲を言えば生ドラムでやってほしいなーと思う。

9 火事場のサリー
幽霊船あとの映像(サンミア様の声)の間、ギターを肩にかけずっと弾いていた。
からの、サリー。
「はっ!」のとこ、1回目は下手に向いて、2回目は上手に向いて、と交互にやっていた。
3回目の「はっ!」で右を向きすぎたのか星が見えたのか、よろける。ほそこい脚。

分岐⑤:コード・シューターによって橋は架けられた。
分岐⑥:会場のアクオド・コードは衝突コード。
衝突コードによってどこかの橋が破損するが、救済の選択肢で「赤」が選ばれる。

10 クオリア塔(LG-G virsion)
個人的にはHGが聴きたかった。

11 ホログラムを登る男

12 World Cell
キーボード。スクリーンにはホログラム。
ミラーボール回したらいいのにとか余計なこと考える。

13 鉄切り歌(鉄山を登る男)
「じゃ、ごきげんよう」の映像で、終わり?と思ったら鉄切り歌。レーザーハープ。
終わるとすぐに鉄切り歌のカラオケが流れ、そのままエンドロール。

MC ちょうどUstがとぎれとぎれになってしまい、よく聞き取れなかったが
アンコールなし「えーじゃない」と、PEVO1号の刀の話と、一番良いエンディング
という話をしていたようす(twitterのTLより)。
※その後「成功ルートはもう一つございます」とのtw(hz)あり。


Ust観るのでせいいっぱいで、コード・シューターの作業なんてまったくできなかった。
明日は生ヒラサワを堪能してくるど。





2015年11月22日日曜日

ニュー・ウェイヴとはなんだったのか Part II. vol. 3

201511221300@Gazio
ニュー・ウェイヴとはなんだったのか Part II. vol. 3
ニュー・ウェイヴとカフェ/クラブ〜 松田勇治が語るナイロン100%からGazioまで 〜



正直に申しますと、「松田さん」を存じ上げませんでした。不勉強すみません。
NW史、ロック喫茶やライブハウスへの興味と憧れと、Gazioに行く口実で申し込みました。

全編をまとめようと思いましたが、本編は松田さんのtwitterを見ていただくほうがわかりやすいので、旬をふくむQ&Aの部分をまとめました。

ちなみに自己紹介のとき「SNSで実況するのはOK、写真をUPしたら地獄の果てまで追い詰める。」と仰ってたので(゜Д゜;)ご本人の写真はありません。
というか撮ってもいない。ので、代わりにナイロン100%レシピのチャーハンをば。

(旬のおはなし+Q&A)
ま…松田さん
か…かしこさん


か:平沢さんに目をつけられていたの?

ま:(会場に向かって)どう思う?(会場の反応を見て)…つけられてた…んじゃない?
(会場から:貢物してたよね!)…バナナとか貢いでたし。バナナ大事でしょう(笑)
ビキニ(※松田さんのバンド)を師匠に聴かせたらマークが強まったと思う。

じつは俺なんにもやってないんすよ。ライブんとき大太鼓たたいたくらいで。
クレジットに名前が載ってるのは、1人でやってると思われたくないからで、楽器を貸したとかくらいでも載ってましたからね。
スキューバ、カルカドル、ワンパターンあたりまでクレジットされてるんじゃないかな。

か:ヘブナイザーを使いたくて「旬」をしてたのかな。

ま:それ半分ありますね。当時ACユニットの事務所を間借りしていたんですが、そのACユニットも使ってみたいというのもあって。
師匠にサンプリングの仕方とかをレクチャーしていました。
TABLE BEATになって、いっしょに演りました。

法政大学でアレルギーの解散ライブに「LOCATION」と「SHUNⅡ」の2曲演ったんです。
平沢さんがボーカル、中野テリーがシンバル、俺が大太鼓で。
2回くらい練習したんだけど、何で練習したんだろ(笑)

か:平沢さん歌詞覚えてなかったから練習したかったのかもしれないね。

ま:スタジャン着て正ちゃん帽かぶってステージに現れたときのみなさんの「なんだコイツ」という反応が…(笑)。最初で最後の旬のライブです。



(質問コーナー)
Q…会場より
A…松田さん
( )…注釈


Q:旬の1枚目には歌詞はあるんでしょうか。
A:ACユニットに(歌詞を書いた紙が)転がっていたから歌詞はあると思う。何ゆってたかわかんないけど。

Q:TABLE BEATの正確な歌詞が知りたいです。
A:ホーミーみたいなものなので歌詞はありません……中二くらいの日記とか読まれる気持ちにもなってみなさいよ!
(中二で作ったという意味でなく、多感なときに作った詞を蒸し返される気持ちになってみろという比喩)

Q:カルカドルのころのエピソードを教えてください。
A:アルファレコードの持ちスタジオで録音していたんですが、遊びに行ったらグダグダに煮詰まっていたんです。
ダンス素凡夫で、突然師匠が「踊るも戻るも」のところ「花電車いろは」と歌っていたのが印象に残っています。

Q:なんでソノシートをたくさん作っていたのですか?
A:要するに広瀬(当時のP-MODELマネージャー)を食わせるために売っていたんです。
アイツ仕事取ってこなかったから。1枚作ると2か月は食えて、みたいな。
ソノシートは安く作れるんですよ。裏の方法を使えばそれの半額くらいで作れたから。

当時は東京から地方に情報が届くのが遅くて、仙台まで届くのは東京の1年後と言われていたんです。そりゃ地方じゃ誰も来ない。
(知ったところで東京の)ライブ行ったら行ったで鳥の餌まかれるし、何してんだこのジジイ(平沢さん)って思ってました(笑)
か:でもそのころ平沢さん20代後半~30代くらいじゃない?
ま:でも平沢さん30代になったら死にそうになってましたもんね。粗食って大事だな(笑)

Q:スキューバの写真のエピソードを教えてください。
A:撮影に同行しました。場所は外房の立山まで行かないくらいのところ。
エアコンのついていないワンボックスで行ったんですが、平沢さん、三浦、カメラマン、広瀬、俺だったと思う。
脚ひれつけてる写真の足は俺です。つらい撮影だった記憶しかない。
(YOU1さん登場:「おれもいたよ。」だそうです)

海のシーンは千葉です。やることないからカニ取って三浦にぶつけて遊んで、本気で怒られた(笑)
三浦とは仲悪かったですね。俺は免許持ってなくて、三浦は持ってたから運転はいつも三浦で。そんなんじゃ怒りますよね、しかたないですよね。

カルカドルのころ、広瀬からP-MODEL加入の打診は少しあったんですけど、単位が取れなくて断りました。
師匠も「マツダは一人でやらしたほうが面白いだろ」と言ってたし。

Q:ナイロン100%の雰囲気はどうでしたか?
A:入ってた店員によるんですけど、なるべくお客さんとフレンドリーにしなさいと言われてました。
ビキニ(松田さんのバンド)は3回くらいライブを演ったんですが、ライブを定期的にやらないと、ライブハウスだと思ってもらえないからと駆り出されたんです。
江戸(アケミ)さんが真正面にいたときはやりにくかったです。
こんくらいのキョリ(50~60センチ?)でこうやって(腕組み仁王立ち)観てるんで、すこーしずつ下手(しもて)にずれながら演奏してましたね(笑)
16:00に店を開けて、11:30頃終電で帰るという高校生活でした。

Q:今興味のあることはなんですか?
A:テナガエビを釣り針で釣ることに凝っていました。多摩川の河口で。あと歯車同好会。

Q:布教(当時ライブハウスで自分の好きな音楽をかけていた)の成果は出ましたか?
A:布教が自分の半径50cmの範囲内で流行ったことはありましたけど、余り大きくは望まなかったです。

Q:自分だけが知っている音楽を、人に広めたことによって、興味が薄れたりしませんでしたか?
A:それはないです。考えたこともないです。

Q:平沢さんを「師匠」と呼んだきっかけは?
A:TABLE BEATのレコーディング中、車で平沢さんを送ったことがあったんですが、そのとき平沢さんの師匠は中村さんだという話を聞いたんです。
それなら俺の師匠は平沢さんだ、俺も「師匠」と呼ぼうと思ったから。
俺が最初に「師匠」と呼んだと思います。
平沢さんは、気さくで人のいいところを探す人ですね。気のいいおっちゃん。
ただ、たまに変なことする人ですね。

か:松田さんは何と呼ばれてたんですか?

ま:他は「さん」付けなのに、「松田」ですよ。

か:基本、身内意識のある人しか呼び捨てにしないんじゃないかな。

ま:平沢さんは寂しがりだから一人でやれないんですよね。
ドラムだけは自分でできないというし。だからリズムボックスがあって良かったです(笑)

平沢さんが、雑誌を見ていて、タルボを発見したんです。
発見した平沢さんは、まるでトランペットを見ている黒人の少年みたいに見えました。
そこでトーカイに、「モデルハウスの松田と申しますが、タルボのモニタをさせてください」という電話をしたんです。
当時タルボは15~6万くらいだから手が出ないし、俺がいなかったら平沢さんタルボ使ってなかったかもしれませんよ(笑)
当時ブローラーくらいしか自分のギター持ってなかったんじゃないかな。ムスタングは借りっぱなしだったし。
トーカイは師匠にとってメンテもしてくれるし神のような存在だったと思います。

Q:歯車同好会に出した論文のタイトルを教えてください
A:忘れちゃったけど「歯間力(しかんりょく)」

Q:「ギョーラ」は見つかりましたか
A:見つけ出して本物を持ってこようと思ったけど未だにわからずじまいです。
ギョーザにあんかけが乗っているみたいな食べ物だったと思う。
平沢さんは肉が食べられないんですが、「ギョーラだけは食べられた」と言っていた記憶があります。

Q:LEAKとTABLE BEATの関連性を教えてください。
A:LEAKと言う曲は師匠が私との科学反応でできた曲だと思っています。
広瀬に「あれはTEABLE BEATのパクリだ」と言われていました。


以上、取りこぼしも多くあると思いますが、ひとまずメモした内容です。

本編では
・レコード屋、ロック喫茶、ライブハウスなど溜り場が出会いの場所
・ニューウェイブ、誰も「自分がやってやろう」という衝動に駆られた時代、何でもあり。
 ファン、読者参加型
・音楽は貯めこんでいてもしょうがない。聴かせろ、広めろ
・音楽業界は一度滅びたほうがいい
・音楽との出会いの難易度が低くなり、音楽の質が下がった
など大変こゆくてワクワクする内容でした。


先にも申しましたが、本編の内容は松田さんのtwitterを見るとわかりますのでそちらをご参照くださいませ。

さいごに
ヒラサワススムは科学反応の人。人から刺激を受けて面白いものが作れる。
マンドレ時代から常に刺激を受けながら作ってきた。
そういう作業の必要性を感じる人が減ってしまったのでは。
という話が印象深く残っております。

わたくしは、81年早生まれのド田舎育ちです。
流行は薄まりながら遅れて漂着、そこに乗っかった、友達の年の離れたおにーさんおねーさん、または関東に住む親せきに憧れていました。
そういうことを思い出して興奮しっぱなしでした。
KISSXXXX、To-y、チャイルドライク・ワンダーなどバンドを題材にした漫画を思い出したり。
今なお冷めやらぬ状態です。もうすぐ平沢ライブなのに。

時間のあるときに本編もまとめられたらいいなと思っておりますが、これにて了。


2015年10月31日土曜日

PEVO CAFE

PEVO CAFE ~PEVOミニライブ+ろくさん返還式~


まず目に入ったのは下村さん。スーツ姿で、カウンター内で物販してました。
かっこいいけど緊張します・・・。
受付でお花を渡され、モニター前に横たわるろくさんに手向けました。

そしてPEVOカレーを食べます。スパイシー。

14:00開演、「ろくさん返還式にご参列いただき誠にありがとうございます。」と
アナウンスが流れ、以下のような説明がありました。

◆ろくさんの目的とは
あの日、毛糸帽の男の出現によってワンドムーバに事件が起こった。
それ以来、Gazio開店の日から、Gazioに訪れたテラブスの模様を記録するために
ろくさんは配置された。

◆目的を果たしたろくさんは
その記録はPEVO星に報告された。目的を果たしたろくさんは、粗大ゴミとして破棄される。
あまりにむごいと思う方は連れ帰って仲良く暮らしてください。

◆「ろくさん」名付け親のYOU1さんにインタビュー
1号:ろくさんはGazioに来てから「ろくさん」になった。名付け親はYOU1さん。なぜ「ろくさん」?
Y:亀有のおじいさんにとても似ていたから。
1号:Gazioではアイドル的存在でしたか?
Y:そんなこともないです(笑)。わりと無視されていました。
おじいさんも外面は良かったんで人気ものというか目立つ存在ではあったけど、
うちでは無視されていました。そんなところも似ています。

◆ろくさん返還式
横たわるろくさんには糸が接続され、その糸は、天井を這ってカウンター内へ。
YOU1さんがカキ氷器をくるくる回すと、糸が巻きとられ、ろくさんが立ち上がりました。
(1号さんがYOU1さんに合図するも気づいてもらえず…何度か小声でゆーさん!ゆーさん!と言っていたのがほほえましかった。)

粛々と「任務ご苦労様でした」の式が遂行された後、
「以上で本日のPEVO CAFEは終了となります」

えーーーー!
冗談でした。ろくさん撮影会のあと、15:00からライブが始まりました。

◆ライブ セットリスト
1 moon
2 decision node
3 TP
4 集積培養リアクター!
5 妄想クラウド
6 critical point
7 メカニカノ
8 rain bird
en1 ネクロマンサー
en2 コンペリタン・チップル

2曲め以降は、ろくさんもダンシング!
カウンター内でにこにこしながら無邪気に操縦するYOU1さん、子供のようです。
Gazioでのライブは、音量も控えめだし距離も近いので、とてもリアルに感じられてよい。
メカニカノでは、1号さんと4号さんが、ろくさんと腕組みして横ステップ!
たまらんかったです。

ライブが終わると、1号さんがハサミを糸にかけ、すべて切ってしまいました…
ろくさんは抱えられ、一緒に退場です。切ない。

ちなみにそのあと、ろくさんの行き先の話は出なかった。。

◆おまけ1
サインをいただきました。
左の歌詞カード、1号さん謙虚で、考えたあげく右下(4号さんの絵の上)に書いちゃった。
それを見た4号さん、「じゃあ1号の上に書いちゃお」と、このような配置になりました。
下村さんも、謙虚ねー(右下)。


◆おまけ2
4号さんが去ったあと、中井さんがやって来て飲んだくれていました。
2012年のPEVOライブ映像が流れると、ヴォルキスさんにかぶるように、モニターの前に立ちはだかっていました。ぷ。
1981年のP-MODELの映像が流れると「語りたぁい」と、急遽ドランクトーク。
中井さんが初めて行ったP-MODELのライブと同じ年のものだったそうです。
思い出深かったんですね。ここでは内容は書かないけど、濃いーい時間でした。ウン。



~旅の思い出~

11/1(日)

●クワランカ・カフェ
入口がわかんなくてちょっとだけ迷った。
3階なので階段上がるのすこし緊張したけど、懐かしくて落ち着く場所でした。

●ザ・ポケット
「配達されたい私たち」を観に。
初めて入ったけど段差があって見やすい劇場でした。
うつ病の主人公が、置き去りにされた7年前の手紙を配達するという話。
この人(役者さん)には本当にこういう過去があったんではないかと思うくらい感情むき出しの場面があり、号泣してしまった。
ここまで来れば予想通りの結末も心地よくて、デトックスできた。

●メカノ
いわずもがな。DEVOのDVDと、テルヲさんのアルバムと、みやむーのルクトゥンが入ったアルバムを買いました。


2015年10月18日日曜日

-ALIVE FLOWERS-@北とぴあ

福間創 -ALIVE FLOWERS-@北とぴあ

私にとって初めての福間さんのライブです。
福間さんは聴き始めたばかりだったし、行くかどうしようか迷っていましたが
ライブの詳細情報(参考:福間さんブログ)を見て、気づいたら速攻でチケット取ってました。

北とぴあのドームホールまでの通路。
ここ通るだけでも異空間に行くみたい。
客入れ時の様子。BGMはM.R.I.
























MC「たまには見下されるのもいいですねw」
ライブがはじまると、音と映像に「とっぷり」浸かる
かんじがしました。
「どっぷり」ではなくて、水の中に「とぷん、たゆたゆ」
というかんじ。

体ごと上昇下降するような浮遊感、
体内にいるよな、まるごと包まれてるかんじ。
こんなライブ、経験したことない。

手元の様子がすこしおかしい?と思ったら、
ひそひそ声で「まちがえちゃった」。
客席からは、ひそひそ声で
「がんばってー」「がんばれー」との声援。
福間さんは「がんばれがんばれ」と自分に言い聞かせながら対処されてました。

福間さん見たらいいのか天井見たらいいのか、
見所ありすぎです。
福間さんから見たら鼻の穴見えるなーとか、
ふと思ったりして。



たまのデストロイピアノもカッコ良かったなあ。

あと、音楽に合わせて、現れて流れて消えてゆく文字も感動的でした。

そもそもCD聴いた時点で鳥肌立ってたから。
それが視覚情報とともに生で観られるなんて・・・涙。

MC「歌っちゃいましたねぇー。全裸ヴォイスを初披露ということで・・・45の全裸w」

「全裸ヴォイス」もしっかりと堪能させていただきました。

エレクトロでアンビエントな音楽、光と映像で
まるで夢を見ているようでした。





~旅の思い出~

10/17(土)

●測量と地図の科学館
こんど、「劒岳 点の記」という映画を観てみようかな、と思いました。

●Gazio:爆音上映会(Limbo-54)
以下、上映会のあと、リクエストで流れていた映像たち。結局閉店までお邪魔してました。
 ・2012年PEVOライブ(ヴォルキス in ツヴァルクベセル)
 ・Gazio一周年イベントより 平沢さん朗読音声+you1さん制作映像(ハルディンドーム)
 ・田中靖美さん×you1さんドランク・トーク
 ・平沢さん朗読「ふいご吹きの男」
 ・Gazio CM数種
 ・Gazio一周年イベントより 赤坂ゼンイチさんLiquidBallパフォーマンス


10/18(日)

●三上晴子と80年代展 @パラボリカ・ビス
前日Gazioでyou1店長にお話を伺ったので行ってみました。
金属や、電子基盤、ケーブルなどの廃棄物を利用したオブジェの数々。
無機質なのに「生き物み」を感じました。
P-MODELの「P-MODEL」の裏ジャケ写真に写っているオブジェ(椅子)実物も見てきました。

 参考:
 Seiko Mikami Project v.1 「三上晴子と80年代」
 シュヴァンクマイエル「ブリコラージュ」展

●春画展 @永青文庫
肉筆画の線や色の繊細さ、版画の文様の美しさ、しかけ絵本みたいなアイディア!
・・・も、そうなんだけど、パロディやデフォルメや妄想に笑えるとこもいっぱい。
お友達に「要は大名のためのエロ本なんだよね」と解説してた人がいた。成る程。
とにかく混んでて、後半には人酔いと絵の内容とでおなかいっぱいだった。

●福間創 -ALIVE FLOWERS- @北とぴあ


2015年8月7日金曜日

夏休み小旅行 ~JAXA、Gazio~

夏休みにしたいことのひとつ→「Gazioに行く」。
目的は二つ、YOU1店長の浴衣姿を拝見することと、昭和カフェを楽しむこと。
というわけで無理矢理に小旅行の計画を立てたのであります。


●JAXA(筑波宇宙センター)
片道200円の路線バスを利用したけど、夏休み中は「サイエンスツアーバス」(大人500円、一日乗り降りし放題)が運行中とのことなので、2箇所以上回るならこちらが便利でお得。
http://www.i-step.org/tour/bustour/index.html




●Gazio
19:30過ぎにGazioへ到着。夜Gazioもお勧めよー。
YOU1店長は、紺色の浴衣にたすきがけに、グレーのハンチング。
「ひゃああ、かっこいい・・・」と口に出したら「・・・てぇっ!(下を向く)」という反応が返ってきた。
「何を言ってやがんでい」の略かな笑。江戸っ子。

光子さんとEVO。
EVOは光子さんよりくびれていた。あとヘッドは木目が見えるんだなあ。
ボディがアルミだから、ヘッドも無機質なしっかり塗装かと思っていた。
DVDじゃー気づかないうれしい発見。

例のマイクスタンド。
爆音上映会だけのスペシャル展示だと思っていたから、思いがけず会えてうれしい。
ちなみに指は入れなかった。
(ところで「マイクスタンドのスタンド」も、実際と同じ型?だとしたら1hrswは下駄を履いた私より背が高いゾ)

マイク上部の黒ガムテは、照明の反射がまぶしくないようにと松村師匠が貼ったんだっけ。
こうゆうのが、ほんとに使っているものなんだって感じがして、いいなあ。

じろじろ見ていたらYOU1店長に「(マイクスタンドと一緒に)写真撮りましょうか?」と声をかけていただいたけど、「それよりその!浴衣姿を!撮らせていただけませんか!?」と返事してしまった。

ぶちぶち呟きながらも、カメラを構えたら、腕を組んでポーズしてくださいました。
(写真はどこにも流さない約束をしたので絵でご勘弁)

帰り際、すこしだけお話をさせていただいたけど、内容はシミツ。

2015年7月11日土曜日

役立つ電子 ~夏期講習~

2015年7月11日土曜日
役立つ電子 ~夏期講習~

講師:横川理彦
特別聴講生:カズウ(メテオール)

●1時限目:P-MODEL/平沢進 衣装の変遷
●2時限目:平沢サウンドの要『増4度』とは何か~初歩の楽理~
●3時限目:質問コーナー拡大版

役立つ電子は初参加。当初行く予定ではなかったけれど、とある日のツイ恥タイム後に
「キャンセルが出たので代わりの人を探している」との情報が・・・。
なんというチャンス。すかさず手を上げ、講習を受けることになった。

個人的には、2時限目の増4度についてがおもしろかった。
必要なところだけ取り出して解説してくださったのと、音を聴きながらだったのとで、
楽器を弾けなくても、楽譜を読めなくても、感覚的に理解することができた。

横川さんは淡々と飄々とお話しになるイメージ、しかし平沢さんに対する愛情と
畏敬の念が随所に感じられた。
それと、平沢さんを「平沢くん」と呼ぶことが新鮮すぎて、最後まで慣れなかったなあ。


●1時限目:P-MODEL/平沢進 衣装の変遷

★長髪期/マンドレイク

プログレなので長髪。
当時の平沢くんはジェネシスの
スティーヴ・ハケット(左)に似ている。






★ニューウェーブ・カジュアル(統一)期/In a model room、Landsale

Landsaleの頃のカラフルな感じが、当時のP-MODELをよく表している。

「美術館で会った人だろ」の赤緑の衣装、毒々しい配色はバンドの戦略。



★ニューウェーブ・カジュアル(バラバラ・モノトーン)期/Potpourri~Karkador

Television : Marquee Moon (左) のジャケットが同じようなイメージ。

(ふるへPVの最初のよろめきギターについて)シャツとギターの組み合わせ、平沢進のアクション完璧です。もう一回見ちゃお(巻き戻し)



★フォーマル1期/one pattern~凍結


この頃から衣装がバンド内で統一されてくる。

平沢さんのは海軍の軍服みたい。
田井中さんは快傑ハリマオ!笑










(左)衣装は王子。
(右)キッツイなあw

Another day元ネタ↓
LAST NIGHT IN SOHO/DAVE DEE GROUP





★フォーマル2期(近未来)/解凍~培養

解凍Pのラバースーツはソフトバレエの衣装を作っていた田口さんという人のデザイン。

ことぶきさんめっちゃ似合う。平沢さんはかっこいい男の子が好きなんだな、ということが分かりますね。

(SPEED TUBEライブ映像を見ながら)
ソフトバレエの森岡くんと秋山さんは一緒のポジション。
もうキーボードもいらないから全身見せればいいのに笑



★核P-MODEL

真ん中に田井中さんを付け加えたい。TAINACOでも可。







★平沢ソロ

(左)文化人、偽科学者、パフォーマーという感じ。

(右)失敗例ですね。ハワードジョーンズのPVみたいに、もう一枚上に黒のコート着るべきだった。





(左)ライブ百虎野
SF的キチガイ博士、宇宙船艦長みたい

(右)ライブ賢者のプロペラ
今に通じる。文化人にしてアーティスト。
ほどよいマオカラー

★僕(横川さん)が平沢くんに勧める衣装
ブランド物を着るべき。BOGLIOLI(ぼりおり)というイタリアのブランド。
背が高くなくても、顔が小さくなくても成立するファッション。
肩のライン、ズボンのラインがきれい。お勧めしたい、マジで。



●2時限目:平沢サウンドの要『増4度』とは何か~初歩の楽理~
------------------------------------------------------------------------------
まず基礎。自分なりにまとめ。当日配布されたレジュメはこちら

 【半音・全音】半音は白鍵黒鍵関係なく、お隣同士のキー。ド・ド#とか、ミ・ファとか。
 全音は半音+半音の関係。つまり、ひとつ飛ばした音。ド・レとか。

 【度】キーとキーの間がどれだけ離れているかを表す。同じ音(ド・ド)は0度でなく「1度」。
 (ド~ファ)は4度、(ド~ソ)は5度。完全4度、完全5度とも呼ばれ、和音でも相性の良い音。

 【増4度】(ド~ファ)が完全4度なら、半音上がった(ド~ファ♯)を増4度という。

 【リディアン・スケール】ドレミファ#ソラシ(ファだけ半音上がる)

 【ホールトーン・スケール】ドレミファ#ソ#ラ(音と音の間がすべて全音)
 そのまま弾くと鉄腕アトムのイントロに。

 歴史的に見ると増4度を開発したのはドビュッシー。
 平沢さんの中で全音音階がテーマになったのは、キングクリムゾンがきっかけだと思うとのこと。
 (たとえばキング・クリムゾンの「RED」をロックからテクノにすると、P-MODELになる。)
 (小ネタ)ジミヘンのパープルヘイズのイントロにあわせて、美術館で会った人だろを歌える。
------------------------------------------------------------------------------

★『P-MODELのコンセプトを考えるときに、「ちょっとヘン」な、ホールトーン・スケールを
 バンドイメージにしようと決めた。
 そこで、「ホールトーン・スケールを用いた楽曲制作」にあたった。
 1枚目のIn a model roomでは11曲中8曲がホールトーン・スケールで作られている。』

これを聞いたとき、以前平沢さんが「(P-MODELは)いちいち戦略がある」とおっしゃっていたことを思い出し。戦略のひとつを聞けた喜びと驚きで、わたしは目だまが落っこちそうになった。

★3枚目Potpourriではホールトーン・スケールの使い方が進化したそう。
いままでは主にイントロ部分で、メジャーキーで使用していたが、たとえば
・「青十字」はマイナーキー
・「Jungle bedⅡ」ではコード進行に含まれている
・「いまわし電話」ではベースラインが増4度を行ったりきたり など。
ちなみに「ベースラインが増4度」は平沢さんの曲に多いとのこと(FloorやLeakのイントロ等)。

★(横川さんにとって)すばらしい大好きな1曲、Echoesはリディアン・スケールの用法、
P-MODELではっきりしたリディアン・スケールが使われたのはこの曲がはじめて。
リディアン・スケールは、J-POPでよく使われており、感動を呼ぶメロディの半分がこれ。
Leak、One Pattern、Licorice leafもリディアン・スケール。

★ちょっと変わった増4度の使い方といえば、SIM CITYのサビの部分
『 繰り返し 繰り返して キミは誘うよ(A)
 繰り返し 繰り返して キミは誘う(B)  』
「誘う」の「そ」の音階が、(A)は普通だけど(B)は(A)より半音上がっている。これ増4度。

(後日談)ちなみに平沢さんのツイ恥をさかのぼっていたら、ギプノザ制作時に「ホールトーン」という単語が出てきていた。→2013年6月4日
もちろん音階が好きなのだろうけど、当時のコンセプトが守られているところはスゲーかっこいいし、P-MODELを大事にしているというか、見つけたとき妙にうれしかった。



●3時限目:質問コーナー拡大版

★(「衣装の変遷」の話を受けて)衣装やPVには、当時の状況も反映している。
・ふるへPV→お金を掛けずに面白いことをやる
・Another Day PV→中規模感、中途半端な面白さ
・解凍ラバースーツ→移籍し宣伝にお金を掛けられるようになった

★Karkador、Another Dayの頃、メンバーのムードはピリピリしていた。
ライブではどんどんテンポが上がっていくなど、いちばん激しい時代かもしれないがやりがいがあった。解凍後はシーケンスとか使ってテンポがFixされている。
中野くんと高橋くんの頃は「なかよし!」。師匠と弟子って感じ。


Q:(横川さんへ)歴代P-MODELの衣装で着てみたいものはありますか?
A:ありません! (←食い気味)

Q:カズウさんの好きな、やってみたい曲はなんですか?
A:Jungle bedⅡ、PotpourriI、Looping opposition。
1枚目のIn a model roomはニューウェーブの中のひとつ、いちサンプルという感じだったが、
Potpourri~Another gameで深くなり、似たような音楽が他にないという独自性が確立された。
SCUBA、Goes on ghostは完成形。すばらしい。


★Potpourriでは平沢さんがベースを弾いているが、とても上手。
「美術館で会った人だろ」のギターだけ聴くと、平沢さんの演奏がすごく上手いことがわかる。
同じ曲でも、ベースを誰が弾くかによってノリがぜんぜん違う。
ギターの感覚で弾くとロックぽくなる。横川さんはファンク寄り。テルヲさんのタイム感も違う。

平沢さんが弾いたベースは全部面白い。Solid Airダンスバージョンはとくに。
平沢さんの場合サウンドがまとまって出てくるのでベースラインも決まっている。
ベースラインやニュアンスが変わると曲の雰囲気も変わってしまうので、人間じゃないほうが良い。

★SUCUBA~モンスターの頃、平沢さんは80~70%はユングに傾倒していた。
「仕事場はタブー」などはもろにユングの影響を受けている。
大人になることを拒否しているので、子供→老人へ、幼形のまま成熟していく。
だから大人になるためにブランドを着ればいいと思う→BOGLIOLI。
1ヶ月くらいイタリアでオフを取ることをお勧めする。


Q:平沢さんの歌唱法について。
A:ヨーデルの影響はいつからかよくわからない。
Perspective、Another gameのときに平沢らしい歌唱法を開発した。

Q:平沢さんの作曲しているところは見たことありますか?
A:デモテープで持ってくるので、作曲しているところは見たことがない。
最初、亀有でないと作曲できないと言っていた。作ろうと思えば作れるが、なかなかいい曲が作れなかった。それを、いつでもどこでも作れるように、脳を変えていった。

Q:銀髪の平沢さんについてどう思いますか?
A:ライブ後の楽屋を表敬訪問したときに、「いいねこれ」「いいでしょう」という会話があった。
銀髪にめがねを掛けるといいと思う。

Q:カズウさんの作曲方法について。
A:作曲方法のひとつに、夢の中に平沢さんが出てきて、新曲を歌ってくれるというのがある。



2015年5月16日土曜日

GAZIO gEOgAZIO 5月16日

※5月4日と同じ部分は省いております。

入店時のBGMはトーキングヘッズでした。大好物ですありがとうございます。


●15:05 gEOgAZIO開幕

オープニングムービーのせりふ、メモしようと思うのにたたみ込むように言うのでついてゆけず。
ダイジェスト映像で捕捉したけどきっとなんか足りない。

gEOgAZIO
広大無辺のGazio国、その奇々怪々のジオグラフィーに、未だ眠れるトレジャーがある。
いざ探検へ、やや真剣に。「ここ掘れ」と謎がささやくうちは、行けよGazioの秘境へと。
トレジャーマップに隠された、宝のカギを開けましょう。
ヒントはここに、宝はそこに。得ればGazioに喜びの時。得られぬ時さえハラハラと。
並みいる謎など恐くない。進めgAZIO gEOgAZIO

サブイベント実施のための点数は、朗読:300点、監視:450点、リアルsato-ken日誌:600点。



今回の国王からのボーナス問題は2問、ヒントは直々に国王に訊ねてくださいとのこと。

設問2、国王様にヒントを請いに行きましたら黙ってスマホを差し出し、「ねこあつめ」の画像を見せてくださいました(笑)
茶トラちゃんがガジヲとゆう名前でしたが、設問の写真はモノクロで区別がつかず…。
「柄はこっちっぽいけど、んー」と悩んでいると、違うほうを指さすと首をかしげ、合っているほうを指さすとにこっとする国王。
わかりやすいヒントをありがとうございます^^




●17:20 ヒラサワ監視30分

17:10頃、ひらのんさんから「ヒラサワの方から監視の準備が整いますと連絡が入ります。」と告知。
わたしのいたテーブルでは「準備?お色直しかな、光の当たり具合の調整かなw」といろいろに妄想が飛び交っておりました。

17:20頃、呼び出し音が鳴り、監視のはじまり。
今回はギターをお持ちでした。ギターが見えたとき、会場から「ハァァン…」て溜息が聞こえました(わたしも言ったけどー)。

しばらくすると画面下方にテロップが。左から右へ「…れり。」→「…来たれり。」
末尾から読めと?!と思っていたら、また左にひっこみ…なにあすんでるんですか。

爆笑していたら平沢さんも爆笑のご様子、お姿がくるんと左に消えたのでした(笑)











       ↓


(無表情で戻って着席、したと思ったらまた消えたし…)

ちなみに流れた文章は
”ツアー中にも関わらずPEVO1号からすでに間奏が来たれり。” (←「間奏」はわざと?)

前回の監視から、平沢さんの心情を表してるであろう顔アイコンが出てくるようになったらしい。
何度かお口むーってしてたのと、アイコンを出すとき笑いこらえてるのが愛らしい思い出。

しばらく監視タイムが続き、またテロップが。今度は文字が下すぎて読めない。
会場では「モールス信号みたい」と。
流れた文章は”先ほど6曲目を近隣に公開せり。”

ここでひらのんさんから「テキストが下すぎということもあり、これをきっかけに質問などしてみたいと思いますので少々お待ちください。」と、平沢さんにコール(どんなフリだ)。
平沢さんは黒いすまほんでした。

ひらのんさん「ヒラサワは現在6曲目のギター収録中です。」

平沢さん「レコーディングじゃなくて作曲ですね。
先ほど6曲目の歌録りを終えてPEVO1号から感想がきました。
sato-kenからはギターが気に入らない、差し替えてくれと生意気なことを言われました。
そこで現在3タイプ目のギターを収録中。爛れている。
1個はディストーションのかかったもの。
もう1個はポプリ時代のような音で、生音にリバーブがかかってるのを録り終えました。
3つめのギターがなかなかいいんですよ。」


質問コーナー

Q1:仮歌の感想をもらって印象が変わったり、影響を受けることはありますか。
それとも自分の意思を貫きますか。

A1:自分の意思はこの段階ではまだない。
この段階で意見を持ってしまうと歌詞づくりが制限されてしまう。
なるべくここではこう通すんだとか、はっきりしたイメージを持たないようにしています。


Q2:現在の平沢さんにとって、作品の原動力となっているものは?

A2:こうゆうの難しいですよね。
これといってないですね。昔ならSP-2です、と言ったんですが。
毎日ヒラサワを生きることです。蓄積された経験の組み合わせからものを作っています。


Q3:ツイッターもなかなかトレジャーだと思いますが、ツイッターでお宝を見つけたことはありますか。

A3:ツイッターは文章表現の瞬発力、圧縮力の訓練になりますので、毎日やることを自分に課しています。
最初のツイートだけ考えてスタートして、何らかの一貫性が見えるものが作れるかという。
フォロアー覗きをたまにやります。
音楽が生活の趣味にないかもしれない人もフォロアーにいて、こういうフォロアーが増えるだろうという予測内外の人からフォローしていただいています。
なぜか最近ロシア人が増えています。
数が多いので全員を覗くことができないので残念ですが。


ひらのんさん「ここで謎解きの点数を発表します。642点でした!全てのサブイベントがアンロックされたということです。」

平沢さん「ということは監視が延びるということですね。」と泣きアイコン登場。
(アイコン出すときちょっと笑いそうになっている)


質問コーナーその2

Q4:自分の声質についてどう思っていますか。

A4:ヒラサワらしい声は時間をかけて構築している。
当時のニューウェーブの人たちはちゃんと歌えていないが、(自分は)自分のスタイルで歌えている。
特徴ある声だと認識している。女性だったら戸川純とか、すぐその人とわかるような。ありがたい。
ぜひ使えるうちは使わにゃーと。


Q5:朗読作品のCDは出さないのですか。

A5:作品化するという話はございます。過去向く士のアンロックのタスクに出てきます。
アンロックするなりしないなり、勝手にしてくれ、という。


Q6:平沢さんのキッチンは何色ですか?

A6:ん、キチ…キチン…?キッチン?あ、炊事場のことですね。
突然キッチンて言われたからわかりませんでした。
上から見た面は白。シンクはいわゆるステンレスでそれ以外はインチキ大理石です。
側面がダークグリーンになっています。
そもそも私に余暇とか休日とかを求めてはいけません。
休日や余暇は男の料理、とかはありません。

納豆と豆乳ヨーグルトに関してはかかさずやっています。
1年以上続いているので習慣化されています。
朝の9時と夜の9時に仕込みと仕上がりの時間がやってきます。
ツイッターが9時ちょっと過ぎから始まるのはそのためです。


Q7:興味の幅が広がりません。平沢さんは興味の赴くままに手を出しましたか。それとも無理やり知識を詰め込みましたか。

A7:好奇心は旺盛です。大人になると好奇心が薄れる流れがある。
感心を持つときに、年甲斐もなくとか、恥ずかしいとか、規制を設けてやいませんか。
こういうことをすると感受性が萎えてきます。
どんなに非常識でも、親に叱られても、抑圧しないようにすることが肝心です。
「おじさんインスタレーション状態」、マーケットにいる何もすることのないおじさん状態にならないように、自分自身を制限しないようにしてください。

ドヤ顔アイコン

ひらのんさん「あと10分ほど時間があります。」
デジャヴ

(気を取り直して)
平沢さん「ちなみに監視されている間、こちらもみなさんのこと見てますからね。」

会場「えーーー!」

平沢さん「えじゃないよー」 ←先生っぽい

(カメラがどこにあるのかと探すみんんさ。衝立のあたりにあるらしく、凝視するみんんさ。)

平沢さん「なんでうしろにあるってわかるのかなー。・・・(監視を)好きなとこで切っていいって、何分くらいですか」

ひらのんさん「10分間くらいです」

平沢さん「わかりました。じゃねー」 ←kawaii

その後10分間、もくもくと作業。
バイバイするアイコンとともに、18:12監視終了。


●18:30 ヒラサワ朗読

●18:40 リアルsato-ken日誌(joyさんのお話。)

●17:20 ヒラサワ監視30分

●18:57 ジャンケン大会
賞品は、このままでは愛されてしまう!愛されスプレー(笑)でした。


●20:30 閉店



オマケ。食べ物について。

おじさんの渓谷を食べることができました! いちごは大粒でほんとうにあまくて、豆乳ヨーグルトがやさしいお味でした。
レジで注文するときの「おじさんください」ってゆうせりふとテーブルに置かれた「おじさん」の文字にずっとにやにやしていました。
けっこうすぐに売り切れてたなあ。

そうそうGazioに来られるわけじゃないから、来るとついつい頼んじゃうのよね。

   

間もなくGazioは閉じようとしています。というあの閉店アナウンスも聴けたし良かった。
流れるMoon Plant-II、すてきな夜でした。
ありがとうございました。




2015年5月4日月曜日

GAZIO gEOgAZIO 5月4日

●15:00 gEOgAZIO開幕

告知CM動画の本番バージョンが開幕の合図。
(↑ これの1分11秒あたりからの映像のロングバージョン)
「進めgAZIO gEOgAZIO」とか怒涛の煽り文句でテンションあがる。

司会、ひらのんさんから概要説明。
本日配布されたのは、①設問用紙 ②GAZIO国 各地名称表 ③回答用紙。
16:30までに回答用紙を提出、web参加と現地組の合計得点でサブイベント実施を決定するとのこと。
サブイベント実施のための点数は、朗読:300点、監視:450点、リアルsato-ken日誌:600点。
この時点で、webからの参加によりある程度は点数が稼げているとのこと。オオーッ。高まる期待。

YOU1店長による挨拶&説明。


こんにちは(ニコッ) 

ようこそgEOgAZIOへ。
イベント期間中、このスペースはGAZIO国になっています。ホットエリアを見つけてアクティベートするとイベントがグレードアップします。
宝探しゲーム的なものですので、がんばって解いちゃってちょうだい。
解き方については、わからないときはスタッフに訊いてください。

なお店長には訊かないほうがいいです。







このときカウンターに1号さんらしき人がいらっしゃるなぁと思っていたら、ひらのんさんから
「ちなみに本日はPEVO1号さんが来店していますが、まだ一問も解けていません(笑)」
やっぱり1号さんだった!サプライズに感激。


二周年記念のオリジナルカクテル「gEOgAZIO」も期間限定で販売。
ちょっと強め、甘めのカクテルです。ベーグルももちろん食べる。


●15:50 LiquidPhononCafeリプレイ
2014年5月に行われたGAZIO一周年記念イベントの映像を放映。
赤坂ゼンイチさんによるLiquidBallパフォーマンス。BIIIG EYEに乗せて(!)


●16:30 '82年P-MODEL目黒鹿鳴館ライブ映像放映(撮影:YOU1さん)
メンバー(敬称略) 平沢進(Vo. G.) 菊池達也(B) 田中靖美(Key.) 田井中貞利(Dr.)
1.ATOM-SIBERIA
2.フ・ル・ヘッ・ヘッ・ヘッ
3.Heaven
4.Perspective
5.Solid air
6.モノクローム・スクリーン
最後の「モノクロォォォム、スクリィーーーン!!」にヤラレタ。


●17:00 メルクァトル ライブ
参考URL https://soundcloud.com/zenichi-akasaka/fibo9udjbyoi
後ろのモニターに万華鏡のような映像がずっと流れていたのですが、一曲だけYOU1さんが会場内の映像を撮影していて、それがリアルタイムで万華鏡に加工され、流れていました。
YOU1さんのドアップはちょとかわいかったです。


(ステージ転換中のできごと)
カウンターでカヂッ、カヂッと音がする…と思ったら、1号さんが4つの球体の強力磁石(2cmくらい?)であすんでおられました(笑)
並べて転がしてくっつけてみたり、耳にマグネットピアスのようにくっつけ、YOU1さんに「重いw」って言ってみたり、手に隠し持った磁石で置いてある磁石を動かして「手品」って言ってみたり…。
子供心を忘れないPEVO星人さま、すてきです。


●17:45 SYS ライブ
沖縄の男女ユニットのエレポップ。声が好みでした。
(個人的に、賢者のプロペラ3のイントロ部分と Tong Pooの変則メロディが重なっているような感じの曲があったのでオマージュかしらと…)

終わった後、1号さんが「もっとやってー!」と一声。
SYS男性「あんまやる曲ないんすよ」、1号さん「おんなじのでいいよ」
というわけでセットリストの中から1曲アンコール演奏してくださいました。
(聞き取ったかぎりでは「電子浴」というタイトルだと思います)
その後、1号さんはYOU1さんに「いいですね」、YOU1さん「いいでしょ」とお気に入りの様子でした。

ちなみにGAZIOで使用している照明は音圧で色が変わるのだそう。
だれも照明をオペレーションしてる様子がないのに、リズムに合わせて変化するのでふしぎに思っていたらそうゆうことか。すごい。


さて、肝心のサブイベントは実施されるのか…?
合計得点:729点、無事、みごとすべて実施される結果となりました!
内訳 web参加:490点、会場:219点、1号さん来店得点:20点・笑


●18:40 ヒラサワ朗読
朗読題目:GN36号 GHOST NOTESより『ふいご吹きの男』
アンチモネシアに乗せて朗読が始まると、第一声からトリハダ立ちまくり。
ええ声と演技に勝手に口角があがります。
ふと音が消えて最後のせりふ、そして再度音楽が流れだし、拍手喝采。
最後感動して涙でそうでした。
心地よい低音と適切な速度、間。ブレス。やっぱり朗読音源出してほしい。


●リアル sato-ken 日誌
左にワイさん、右に賢者さん。エピソードは、平沢さんたらドジっ子さん!という内容でした。
賢者さんの「もう、こんな人いないわよね!」とか、たまにオネエ言葉になるのが気になりました。笑


●19:00 Skype中継:ヒラサワ監視 ?分
当初10分程度という話だったが20分くらいやってくれました。優しい。
ひらのんさん「音声は出したくないとのことなので、じーっと見てるだけと。ただいま4曲目を作曲中です。6月いっぱいは楽曲を作って、レコーディングが全部終わるのが8月の頭になる予定です。」

「背もたれにもたれかかるのは、作ったものを聴いているときですね。
前のめりのときはいろいろ打ち込んでるんだと思います。」

短時間で背もたれる・前のめる、を繰り返す平沢さんに会場笑い。
背もたれて、フンフンフンとノッている平沢さんを見て、ひらのんさん
「あ、なんかノリノリですね。…黙々とノリノリ」 これには笑いました。
会場すごいシュールだったですよ、ほんと。


ここで平沢さんからひらのんさんにCALL!いろめきたつ会場。
ひらのんさんの通訳で1、2個くらいなら質問を受け付けてくださるとのこと。

最初の質問の答えを言うんだけど、まどろっこしくなったのかヘッドセットを装着する平沢さん!

「ハローハロー、聞こえます? で、なんだって?」

うう、うれしい…! もはや脳内再生ばっちりできるくらい反芻した。


質問:レコーディング期間の睡眠時間は何時間くらいですか?
答え:えーっと、だいたい5時間から6時間くらいですね。レコーディング期間だけじゃなくて普段からだいたいそんなもんです。


質問:今日は何を食べましたか?
答え:えーとね、さっきね、高品位粗食Ver.2を食べました。
玄米を基本として、漬物、味噌汁、サラダ、と、え、なんだ、ごぼうのきんぴらですか。


ひらのんさんが「お忙しい中ありがとうございました」と切ろうとすると
「あ、監視モードになった始めのころ音出てた?」「いいえ」「よかった」で終了しました。


●19:30 オリモマサミさんからの祝辞映像放映


●ジャンケン大会
映像とジャンケンし、勝ち/あいこはそのまま、負けたら座るルール。
「ガジヲで4コマ」でおなじみの絵、YOU1さんの声がアニメーション映像で流れました。
じゃーんけーん、で腕をぶんぶんするのがものすごくかわいい。
最後の3名の方、5回くらい続いたのじゃないかしら、運がお強い!
(賞品は、平沢さんのタイ土産のココナッツオイルでした)


(帰り際のできごと)
今回の設問を作成した大黒さんに、ヒントを請うみんんさ。
「5日の設問3、私的には簡単だと思ったんだけど、難しいって言われて本当に申し訳ないです…解けなかったら夢の中で殴ってください…」なんておっしゃってました。
なんともきさくで、サービス精神旺盛ですてきなかたでした。


最後になりましたが、GAZIO 2周年ほんとうにおめでとうございます!
ますますのご発展をお祈り申し上げて〆!