twitterで、マツダユウジさんの訃報を知った。
松田さんのことは、今はなきGazioで開催していた
「ニューウェーブとはなんだったのか」というイベントで知ったのだった。
注釈
松田さんは、平沢さんが「旬」というユニットを組んでいた時のメンバー。
覚書によれば、2015年11月22日(日)。
Gazio最後の日(閉店)が、2015年11月末日と発表された後だったので、
それまでに何とか口実をつけてGazioに行きたいと思ったのが参加の発端。
失礼ながら、名前を聞いてもピンと来ない状況での参加だった。
松田さんの印象はというと、自身が興味があることをとことん楽しんでいる人。
そして、音楽の人というより技術屋さんという印象を持った。
(EnergyWorksの頃の平沢さんの印象に近い)
当日のことは別途ブログに書き起こしているので興味がある方はこちらへ。
ニュー・ウェイヴとカフェ/クラブ〜 松田勇治が語るナイロン100%からGazioまで 〜
このブログには後日談があって、twitterで掲載報告をしたら、松田さんご本人から
「添削したほうがいいですか?」とリプライいただいたのだ。
もちろん喜んでお願いし、指摘個所は修正したけれど、それでも
「まだちょっと違うところもありますが、まぁそれは『音のみぞ』次号で明らかにするとして」というコメントを頂戴した。
なので違っているところは絶対にある。(それを了承の上で読んでいただきたい)
だけれども。
もうここが違ってたんですねって報告できる人がいない。
確かにあの場にいた、あのひとはもういない、ことが信じられない。
かしこさんがtwitterに挙げていた「本人はのほほんとしたいい顔していた」が唯一の救い。
火を付けないたばこを、口にくわえたまま作業するさまがずっと脳裏に浮かんだまま。
どこにいても、自由で、好きなことに没頭できていればいいなと思う。
放浪の旅に出ている気がする、そうだったらいいなと思う。
早すぎる死を悼みます。合掌。