2015年12月12日土曜日

The Elements of King Crimson Tour in Japan@大阪フェスティバルホール

King Crimsonを知ったのは専門学校のころ。
クリムゾンくらい知っとかないとって、エピタフを聴かされたよな記憶がある。
キョーレツなジャケの印象が強くて、正直、曲自体の印象は薄い。
CDも持っていないのに、チケットもお高いのに、行ったことのない大阪に、
どうして行こうと思ったか。
それはtwitterのTLでダイレクトマーケティングを受けたからです(笑)

平沢さんが影響を受けたロバート・フリップだよ~
12年ぶりの来日公演だよ~
これを逃すと一生観られないかもしれないよ~

…まんまとチケット取りました。


結論からすると、行ってよかった。ほんとうに、よかった。
ダイマに感謝。チケット取った自分、えらい!


いつもライブ前には、一応CDを聴いたり、メンバーやバンド構成を確認しておくのだけど、今回はなんの予備知識もなく参戦した。
曲は、数曲だけ「聞いたことあるな」とわかる程度。
なるべく新鮮な状態で、自分がどんなふうに感じるのかを味わいたかった。

配置はこんな感じ。

【ステージ上段】
メル・コリンズ(Fl、Sax)、トニー・レヴィン(Ba)、ジャッコ・ジャクスジク(Gt、Vo)、ロバート・フリップ(Gt)

【ステージ下段】
パット・マステロット(Dr)、ビル・リーフマン(Dr)、ギャヴィン・ハリソン(Dr)

個人的に、俗に言うシンフォニック・ロックが好きなので、フルートが入るの
よかったなあと思いました。
フルートの旋律で、途中、君が代のフレーズを挟むサービスもしてくれた。

ドラムセット3台は、うわさには聞いていたので驚かなかったけれど、
音の想像はまったくできていなかった。
むしろ、ごちゃごちゃしちゃうんでないの?と思っていたくらい。
ところが、始まってみたらとんでもないかっこよさ。

3台で叩いてるのに、違う手足の動きをしてるのに、3台全部が一体のもの
って感じがした。迫力もすごいけど、とても気持ちよい。
キメのとこで3人が、ぴしっと同じ動きになるところ、超かっこよかった。
ドラム好きなので、3人もいて、誰を見て良いのかわからんかったけど
ギャヴィンさんを主に観察しておりました。

トニーさんの形がぜんぶツボ。背格好とベース弾く姿、お茶目さんなとこ。
フリップさんのギターフレーズは、やはり平沢さんを思い出しました。
しかし私も上手の3階席だったのでほとんどお顔も手元も見ることができなかった。

アンコールが終わったら、思わず立ってしまったよ。
かっこよかった!ありがとう!って伝えたい!みたいな気持ちで、思わず。

曲は(知らないけどネット見てみると)結構アレンジされているようですが
太陽と戦慄とかは買ってみようかと思いました。
ライブを先に観てしまったことが、どう影響するか。

しかし本当に行ってよかった。一生モンだよ。



※「トニーさんが客席の写真を撮ったら、みなさんもステージの写真を撮って良いです!」
ってアナウンスがあったので、撮らせていただきました!

◆セットリスト
 1 Peace - An End
 2 Larks’ Tongues In Aspic Part I
 3 Pictures Of A City
 4 Epitaph
 5 Radical Action (To Unseat the Hold of Monkey Mind)
 6 Meltdown
 7 Radical Action (To Unseat the Hold of Monkey Mind II)
 8 Level Five
 9 Easy Money
10 The Letters
11 The ConstruKction of Light
12 Red
13 Hell Hounds of Krim
14 21st Century Schizoid Man
15 Starless
En1 The Talking Drum
En2 Larks’ Tongues In Aspic Part II
En3 The Court of the Crimson King