2018年9月15日土曜日

回=回 大阪2日目 @ZEPPなんば


印象に残ったところをぽろぽろ書いておく。

Zebra
まさか、ライブでこの曲を聴けるなんて。
第一声のゼッブラーーー!で込み上げてしょっぱなから号泣してしまった。
エナジーワークスから入ったわたしは当初ソロばかり聴いていて、P-MODELは
歴史が長すぎてどこから聴いていいやらという感じだった。
YouTubeで出会ったERROR OF UNIVERSEのZebra、あの第一声に魅かれてP-MODELを
聴き始めたと言っても過言ではない。
あの声を生で受けたら、そりゃ涙出るよ。

幽霊飛行機
ギターのリフの振り(回文か)が良い。
HYBRID PHONONのときはストイックにかっこよくキメる感じだったが、今回は
白会人の風貌と動きも手伝って、全体的に茶目っ気がある。
ヒラサワパークというか、うまく説明できないけど、会人のいるタイムライン(物語)へ
ようこそ的なイメージがあって、この曲はそれをいちばん表していると思う。
SSHOさんとのかけあいの後、歌い出しが分からなくなり暫くずれて歌っていて、
周りのみんなが教えるように口パクしていたのがほほえましかった。
CDクウォリティの歌唱力だから、こういうのがあると生で歌ってる!と感じる。

OPUS
白会人のヘドバンが印象的。幽霊でも書いたけれどタイムライン(物語)に入り込んだ
と感じる要素の強い曲。今敏監督のOPUSのために作られた曲というのが良くわかる。
現実と虚構の境目があいまいになる。オーパス!オーパス!
平沢さんの曲は、というか今回のアルバムで実感したけれど、テンポがドンピシャ。
重力を感じる、心地よくも悪くも。それが現実の決め手かもしれない。

Timelineの東
イントロで感動で崩れ落ちそうになる曲があるが、これはそのうちの一曲。
始まった瞬間にああーこれ来たかーとまたもや涙。
今回はギター擦り付け奏法も「みーちーをひがしーへ」の後のギターくるっ(縦)もなし。
しかしギターくるっが身についているためか、リズムを取りやすいためか、
くるっのタイミングで後ろに反る振り。
もしかしてSSHOさんがつられていないか?と思ったけどダイジョブだった。。

それゆけ!Halycon
1日目もやったけどもシンセソロでワンフレーズの美術館。
ソロ部分は実曲よりも長い尺を取ってあるね(違うかな)。
平沢さんがソロを弾くTAZZを見守っていたのが印象的。
実は物販で並んでいるときにリハーサルの音が漏れていて、ちょうどこのときだった。
今日も美術館ある、と確信したとき。ふふふ。
余談だが、宅オ勢の間で「ボヤ騒ぎ」とあったのが面白かった。

白く巨大で
MCで、1日目は
「白会人は大きいというもっぱらの噂にちなんで、『ではないですが』、白く巨大で」
と言っていたのに、2日目は「ちなんで、白く巨大で」と言っていた。
ぜったいついったのTL覗いてるよな。と思った。
バックにパラコザ映像流れて感慨深い。
この曲だったか忘れたが、PEVO1号さんとSSHOさんが同時にいたとき、
似てるなって思いました(←)

アンコールの曲の後、1日目のことがあったのでコールは続いたが、終わってしまった。
曲と曲のあいま、ふぅふぅ呼吸が聞こえていたのでキッツイのかなと感じていたし、
白く巨大でのとき何回かふうーと呼吸を整えるところもあったりで、今回は
大事を取って二度目のアンコールはしなかったのかなと思った。
無理はしないでほしいけれど。「アンコールはやらないとゆっただろう」とか言いに
出てくれるかなと期待した私がいた。

今回のライブは今までの中で最高だった。
といっても毎度毎度、平沢さんは最高を更新してくるので常に最新が最高。
さいごに「また会いましょう」と言ってくれたのもうれしかった。

また、会いましょう。

さいごに
これを書くにあたってYouTubeでエラユニZebraを観てきた。
やっぱりとても良かったけれど、今回のライブのほうがますますのびやかで
低音が深くなっていて、とんでもない人だと改めて思った。

◆セットリスト
01.Zebra
02.Big Brother
03.幽霊飛行機
04.TRAVELATOR
05.回=回
06.遮眼大師
07.無頭騎士の伝言
08.排時光
09.OPUS
10.亜呼吸ユリア
11.PLANET-HOME
12.ECHO-233
13.Timelineの東
14.Gipnoza
15.それゆけ!Halycon
16.HUMAN-LE
EN1.白く巨大で
EN2.109号区の氾濫

追記
初日、ステージ上がたいへん暑く水浴びしていた模様ですが、2日目には扇風機が設置されました。これにより、しゃがんだときに前髪がたなびいていたことをご報告いたします。





2018年9月14日金曜日

回=回 大阪初日 @宅オ

平日仕事のため在宅オーディエンス。
とはいえ、年々クウォリティの上がる音声での配信に感謝しかない。

今回、レーザーハープがなかったことにまず驚いた。
高出力のレーザーが一台壊れて、取り寄せているが難しいって仰ってたことと関係ある?
それとも飽きたとか、よりP-MODELらしさを狙ったとか?

01.OH MAMA!
まさかこの曲から始まるとは。うおーっまじか!と言ってしまった。
核Pオリジナルもソロも好きだけれどやっぱりP-MODELの曲をやってくれると昂る。
初日の1曲目だからか、音が取りづらそうな印象。
BSPでもお客さんが入ると途端に音のバランスが変わると仰っていたし。

02.гипноза
白会人、ソファにどっかりと座って両腕を上げるポーズが印象的。

03.アンチビストロン
核Pの代表曲の一つと思う。ポップな感じを受けるが実は歌詞は風刺ってるし、
ギターは男前だしで、P-MODELだなあと思う。
ポポポポポポポポポポポポドゥン の会人の動きが可愛らしい。
ポポポポのときは首を左右に傾げ、ドゥンでしゃがむ。

04.(出囃子)TRAVELATOR
音階のせいで勝手にテクノインド風味と思っている。
イントロのギターのリフ、マイナスのライブにゲスト参加されたときのギターソロを思い出す。繰り返すのがかっこいい。
このとき宅オ側ではノイズが入ってしまったが、それも味だったなあ。

05.(出囃子)幽霊飛行機
3人の揃いのポーズが良い。シンクロポーズと言えばパラコザ、ハイノンだけどそこまでストイックでなく、Pevoのライブでキメポーズした時を思い出した。なぜだろうー(←)
サビのメロディは爽やかで、タイトルのわりに上空初期値みたい。
個人的にマンドレ+P-MODEL(解凍)+核P+平沢ソロが全部入っている曲だと感じた。

06.(出囃子)HUMAN-LE
浄化曲。エンディング感。エンディング感の曲も結構多いよね。
フレーズ繰り返し、今回のアルバムに多い。
この曲もイントロと風を打ちのところとか。これが回なのか。
明日より遠く~過去より遠くのところが好き。

07.回=回
のど休めかと思いきや歌った(実は次にフルヘに行くと思っていた)。
やっぱりギター好きなんじゃん。シンプルだからこそ平沢さんの声圧を感じられる曲。

08.(出囃子)無頭騎士の伝言
出だしの「ぅあさー!」がライブぽかった。高音の声が美しい。
なんでか昭和歌謡ぽさを覚える。

09.109号区の氾濫
松と目くばせギターかけあい。こういうのを見るともうP-MODELじゃんと思う。

10.(出囃子)OPUS
音階よく知らないけれど、レラ抜き?日本音階?沖縄音階ぽいと思った。
アルバムの中で一番メロディーが予測できなかったがなぜかなつかしさを感じる。
大きい、深い、重い、不穏、えぐられる。会人ヘドバン。
全体的にそうだけど、テンポが秀逸。すべてにおいて最適なテンポだと思う。

11.亜呼吸ユリア
機械が喋っているようなうらぶれた音からはじまる。
広場で2、アンチモネシア、Gemini2とかでも使われている音?
中井さんのメロディーを思い出したんだよね。
松田さんが仰っていた、誰かの影響を受けて新しいものを作っているという感じがした。

12.(出囃子)ECHO-233
出囃子で水飲む飲む。相当に暑かったようだ。ギター擦り付け奏法再び。
ゆったりメロディにチャカチャカした細かいリズムを刻んでる曲が大好きで、
癖にもろに刺さった。達人の山とかもそう。
ギターも高音の声も囁き声も、個人的に好きなものがつまった曲。

13.巡航プシクラオン
Phantom Notesより、「パッポン通りの美術館、カトゥーイ・バー」を思い起こす。
間奏のギターアレンジが好き。

14.遮眼大師
これもザ・核P曲。周囲皆窮鼠で音程が変わるところでバックの炎が赤から青へ。
人格が変わるところも核Pぽい。
マントラ打つ平沢さんむちゃくちゃかっこよかった。ライトがまぶしい。

15.Big Brother
罪と知るべし、の後の振りのカッコよさよ。

16.(出囃子)PLANET-HOME
平沢さんのギターを見てるTAZZかわいい。おもちゃみたいな動きのSSHOかわいい。
曲終わりで「ありがと」と手を上げる平沢さん。

MC
「お足元の悪い中お集まりいただきありがとうございます」
「あってはいけないことですが、追加公演を決めました。そこ(上手)で多数決で。」
「喜んでいるけど、入れなかった人のためにやるんだよ、わかる?」
言い聞かせる様が先生のよう。

「白会人を紹介します。黒会人とは違う人材です。」

「白会人は大きいというもっぱらの噂にちなんでではないですが、白く巨大で。」
(twitterの一部で流行した「TAZZ大陸」、これを見ていらしたんだろうな笑)

EN1.白く巨大で

EN2.それ行け!Halycon
松と目くばせ。途中で美術館ワンフレーズ。
twitterで「ボヤ騒ぎ」とあったので笑ってしまった。

MC2
(まさかの2度目のアンコール!に対して)
「えー、新人なので媚を売りました。次回はないと思え。」
(えー!)「やかましい」

EN3.アンチモネシア
ギターソロがやさしい。

「ありがとう。またこんど。」

いつもは言わない「またこんど」に会場もTLもざわつく。
2日目は会場に観に行きます。楽しみ!


追記
後のtwitterにて、ステージ上暑く、水を襟元から服の中へ流し込んでいたことが判明。