ニュー・ウェイヴとはなんだったのかPartⅡ vol.1
異形のサイボーグからファンタジーまで~大和久マサルの変次元~
※1 「★」は流した映像
※2 O:大和久さん K:かしこさん
大和久さんとかしこさんの出会いは、かしこさん→平沢さんに、TAINACOⅡの写真がほしい、
と言ったら「大和久が持ってるよ」と言われ連絡したのがきっかけ。
導入は、大和久さんのバックボーンについてのお話。
★ファミコンゲームの「ツインビー」
O:色数は少ないけど濃淡で3Dっぽくなっているところにすごさを感じた。
※ツインビーのイメージアルバムは細野晴臣。
大和久さんはNON-STANDARDが好き。コシミハル、Shi-Shonenらが所属
NON-STANDARD=細野さんのレーベル。
★瞳はサンセットグロウ / Shi-Shonen
戸田誠司(G)、渡辺等(B)、友田真吾(D)→後のP-MODEL
O:ダサカワイイ衣装がよかった。
★Urban Dance / KISS X KISS
成田忍(Vo)→小西さんと4Dをやった後、松本浩一、小山謙吾
K:音楽的なバックボーンはいろいろだが、出力の仕方が歌謡曲だった。ヘンな時代よね。
★有頂天 / BYE-BYE
K:P-MODELやヒカシューを聴いていた世代の人たち。アイドル事務所のポニーキャニオンから。
★アポジーとペリジー(マイルドニッカウイスキーのCM)
K:イメージアルバムで「月世界旅行」という曲を戸川純・三宅裕司がデュエットしている。
戸川純がナレーションでひっそり入っていたり。クレジットされてたかなぁ。
大和久さんはつくば万博に良く通っていた。
つくば万博に代表される“いかにも未来”なロケット、ロボット、タッチスクリーン等に惹かれた?
このころ大和久さんはPC6601というパソコンを使っていた。
大和久さんが平沢さんに出会ったのは高校のとき、「世界タービン」のPVを見て。
K:このPVは強力に「かけてほしくない!」と言う人がいるので別のVideoをかけます。
★error DVDの世界タービン
K:左にいるのがきつねさん、DrがShi-Shonenの友田さん。右がまだ脱いでいない秋山さん(笑)
K:どこでこのPVを見たのか?
O:千葉テレビとかでメジャーじゃない系のアーティストのPVばかりかけていて、そこで流れていた。
P-MODELは知っていたが、最初パンクな感じでコワそうだった。
ソロになったらおとなしくなった感じがしてとっつきやすくなった。
K:どこが好きですか?鯵ですか?(笑)
O:地面とか背景のあたりがCGぽくてよかった。
平沢さんはテンプレートやサンプルをそのまま使ったりするが、使い方(使いどころ)が
ヘンなのでオモシロイ。
AMIGA2000の出た後くらいで、CGつくるのいいなーと思っていた。
K:当時サンレコで平沢さんがCGの講座を連載していた(In a Video Room)。
O:平沢さんは「誰でもできる」ってすぐ強調するんですよ。
「安い」「誰でもできる」にまどわされました。本当はそんなに簡単じゃなかった。
O:平沢さんのライブに映像を提供したきっかけは、95、6、7年くらい、大学のとき。
インタラ SIMCITYの前にリスナーからCGを募集していた。
確か、PHOTON(平沢さんは当時ファン向けに、作ったCGのビデオを配布していた)の
ビデオの中でCG映像や効果音を募集していた。
K:平沢さんてユーザー参加好きですよね、すぐ募集しますね。
O:それで大学生の後半くらいのとき、AMIGA2000を初めて買った。
当時MACとかは実機だけで100万くらいしたが、AMIGA2000は20~30万くらい。
周辺機器を積むと100万くらいにはなるが、それでもほかの機材に比べれば安かった。